見出し画像

表現者・芸術家・

えんじろうさんからイラストを、お借りしました。

もう何十年も前。私は幼年ものの物語を書いていた。
本にもなった。
ただ、少し頭が飛び出すと、驚くような人から叩かれた。

そこから人間のこわさを初めて知った。
それまで、本当に馬鹿なぼんやりちゃんで、人間を信じすぎていた。
どんな人間もまず信じてみる、これは、今も変わりはしないけれど
人間とはなんと複雑な心理をしているものかと、還暦過ぎた身で思う。

何かに没頭すると、まわりが見えなくなり集中してしまう私なので
幼い娘から「普通のママに戻って」と言われた。このことは、最近、角野先生の著書を読んで同じだと驚いた。私の作品を読まない娘という事も。

私は、その当時、人間関係にも疲れ、その創作の世界をいったん離れ、絵画へと移行していった。絵画は、精神的に無になれるので楽だった。人間て、私が絵画へ行ったら、創作から足を洗った?!と思う人が大半だった。

私は芸術と言うのは、表現することすべて芸術だとおもっているので
心の中で無視しながら個展をやった。垣根はないのだ。
そこから、多くのしんどいこともあり、人間を知ろうとおもい、心理学と言う分野を学び、スピリチュアルを学び、アロマやハーブも学び、薬関係の資格を取り、他、兎に角、色々と見たい聞きたい知りたいで、手あたり次第学んでいった。

ただ、子どもの物へ創作は、やはり忘れられなかったようで、というか、途中でやめたのが悔しくて、ある専門の会の通信教育へ2年半近くレポートを出し、見事会員になれた。かなりハードル高かった。一時はやめようとさえ思った。そこは、私を叩いた人が、「貴女なんか無理よ」と私を馬鹿にしたことのある権威ある会だ。その叩いた人自身もはいれていない。残念なことに、この数年は会費を払うだけになっているが……。永遠に学べる場所なので、心したい。

さて、最近やっと、もう一度幼年ものを書こうという気持ちが、むくむくと生まれてきた。で、地球カレッジで辻先生が話されていた方法を使おうと、せつせと図書館通いを始めた。

この気もちになれたのは、NHKでの辻先生と角野先生の対談である。感謝。あれをみなければ、ここまで思わなかっただろう。
人間、何がきっかけになるかわからない。今は、ワクワクしている。
昔、創作していたときより、うんと楽しい。(まだかけていないのに)笑

☆彡

さて、辻さんの伊勢丹個展の詳しいことがアップされた。
かなりの問い合わせがあるようで、28日は予約制になるそう。
流石だと思う。DSブログにはたして来てくれるのだろうかと、
心配なブログがアップされていたが、ご本人の心配はよそに、
今、「待っていました!」と、これまでも辻さんに惹きつけられいた人々から、あらたに惹きつけられた人々までもが、どんどん倍増していっていると思う。

昨年。京都劇場で、初めて辻さんの音楽を生で拝聴し、歌われているステージ上のご本人を初めて拝顔し、さらに、周りのファンの方々の様子にもう衝撃的な感動をし、言葉が出なくなった私だった。(感動すぎると、言葉が出なくなる。)
地球カレッジでの作家辻仁成先生以外を、始めて知った瞬間だった。

削除してしまった今までのブログに何度も書いたが、私はコロナ禍まで、辻さんの音楽も著書も映像も詩も、何もかも知らなかった。始めのきっかけは、DSブログから。そこから、どんどん惹きつけられてきた。

そして、今回は絵画である。
伊勢丹のサイトに、初めて1枚の辻さんの絵画がアップされていた。
DSブログに宣伝用としての一部を使った作品だと思う。

「わー……」
私がその画像を見た瞬間の声だ。
何号なのかはわからないけれど、実際の絵画のそばにゆき、この目で、この私の全身の感覚を研ぎ澄まして、この絵を感じてみたいと思った。

私が上京するのは、今回は諸事情から個展の最終日少し前だけれど、
あらたな辻さんの作品と対面できることに、今からワクワクしている。

ありがとうございます。