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らんまん 94話

らんまんを見ていて、ここ最近なかなかに辛抱な展開が続いていた。
正直、万太郎にはあんまり感情移入ができないのだけど、、
無垢に自分の好き!に正直でいられる、いつづけられる幸福と環境に
気づけ!と思ってしまうけど、
気づかないのが万太郎の魅力だし、人たらしなのだと思う。
(あくまで主観)

むしろ、93話で武雄だけが万太郎に現実的な話もきちんと忠告して
武雄〜!!!むしろ、あなたとあやさんこそ幸せになって!!と思った。
その中で、万太郎が妻のお寿恵ちゃんのことを、「笹」のような人と
喩えたのが印象的だった。
まぁ、確かに武家末裔ながらに、お金や安泰ではなく、
万太郎の元に自分で選んで嫁いできて、万太郎自身に
「芯もあって生きて行く力がある!」と評させる。

でも今日の94話を見て、今思い返すと、今日はお寿恵ちゃんのための回、
そして前日の万太郎のいう「笹」を体現しているような回だなと思った。
94話の展開やあらすじは説明しないけど、、(色々掲載あるので割愛)
15分の中にお寿恵ちゃんという人間の「喜怒哀楽」が表現されていた。
怒ったり、悲しんだし、喜んだり、楽しみを見つけたり、
決して生活も楽ではないけど、それでもお友達や好きな人のために怒ったり、一緒に悲しんだり、喜びを見つけたり、とにかく愛くるしい。
今日のラストの急須から口に直接、水?お茶を茶目っ気たっぷりに飲み、
やるぞ〜!!と楽しそうに一人で標本仕事を始める可愛さったら・・!!
生きるってこういうことなのかもってふと思ったし、
生きていくってこういうことでいいのかもと思った。

立派なおうち、立派な仕事とかそんなことではなく、
自分の感情のとおりに過ごすこと、行動できること、
そしてその感情を共有できること、誰かと話せることが
大切で愛おしいのでは?と思ったそんな94話でした。