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自分のためより相手のためを考えたこと

私は介護の仕事をしてもう20年になりますが、今でも毎日新しい発見や学びがあります。そして、何よりも入所者様の方々との触れ合いが、私の仕事への活力になっています。

そんな中で、ふと振り返ると、自分のために行動したよりも、相手のためを考えた行動の方が、より多くの喜びや充実感を与えてくれたということに気づきました。

そこで今回は、私が介護士として経験した、自分のためより相手のためを考えた行動について、いくつかお話したいと思います。

入所者様の方々の笑顔が何よりの喜び


ある日、入所者様の方の一人が、いつもより落ち込んでいる様子でした。話を聞いてみると、最近家族が忙しくてなかなか会いに来ることができないとのことでした。

そこで、私はその入所者様の方と一緒に家族の写真を見ながら、昔話に花を咲かせました。すると、次第にその方の顔には笑顔が戻ってきました。

その後、その方の家族に連絡を取り、面会の日程を調整しました。久しぶりに家族と再会した入所者様の方は、とても喜ばれていました。

この経験を通して、入所者様の方々の笑顔が何よりの喜びであることを改めて実感しました。

チームワークで乗り越えた困難


ある日、入所者様の方の一人が突然体調を崩し、緊急搬送されるという出来事がありました。

その時は、夜勤のスタッフが一人しかおらず、私も急遽現場に駆けつけました。

時間がない中、私たちは迅速かつ冷静に状況を判断し、入所者様の方の安全を確保するために協力しました。

その結果、入所者様の方は無事に病院に搬送され、命拾いをすることができました。

この経験を通して、チームワークの大切さを改めて実感しました。

入所者様の方々の成長を喜ぶ


ある入所者様の方は、認知症を患っており、日常生活に支障をきたしていました。

そこで、私はその入所者様の方と一緒にリハビリに取り組みました。

最初はうまくできなくても、根気強く練習を続けた結果、少しずつ歩けるようになったり、簡単な会話ができるようになったりしました。

その入所者様の方の成長を目の当たりにした時、言葉では言い表せないほどの喜びを感じました。

自分のためより相手のためを


介護の仕事は、決して楽ではありません。
体力的にきついことも、精神的に辛いこともたくさんあります。

しかし、そんな時でも、入所者様の方々の笑顔や感謝の言葉を見ると、疲れも吹っ飛んでしまうものです。

自分のためよりも、相手のためを考えた行動をすることで、より多くの喜びや充実感を得られることを、私は介護士として働く中で学びました。

皆さんも自分のためより相手のためを


皆さんも、ぜひ自分のためよりも相手のためを考えた行動をしてみてください。

そうすることで、きっと周りの人とのより良い関係を築くことができ、人生がより豊かになるはずです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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