見出し画像

まず自分の幸せのコップを満たすことから始めよう

私は、老人ホームで介護士として働いる「かいごの木」です。毎日高齢者の皆さんのケアをしながら、多くのことを学び、感じています。

その中で特に強く感じるのは、自分自身の幸せを大切にすることの重要性です。今日は、私の経験を通じて「まず自分の幸せのコップを満たすこと」についてお話ししたいと思います。
 

自分の幸せとは何か?


「幸せ」と聞くと、皆さんは何を思い浮かべますか?家族との時間、趣味の時間、美味しい食事、健康など、人それぞれ違うと思います。介護士として働いていると、自分の時間を他人のために使うことが多いです。それは素晴らしいことですが、その反面、自分自身を見失ってしまうこともあります。
 
私も初めて介護の仕事を始めた頃は、入居者の方々のために全力を尽くしすぎて、自分の健康や心のケアを怠ってしまいました。その結果、疲れ切ってしまい、仕事へのモチベーションも下がってしまったのです。
 

自分を大切にすることの大切さ


介護士として働く中で、ある日ふと思いました。「自分が疲れてしまっては、良いケアはできないのではないか?」と。その時から、自分の幸せのコップを満たすことの大切さを意識するようになりました。
 
自分を大切にするというのは、わがままではありません。むしろ、自分の心と体をしっかりケアすることで、より質の高いケアを提供できるのです。自分が幸せでなければ、他人を幸せにすることは難しいのです。
 

具体的な方法


では、具体的にどうすれば自分の幸せのコップを満たせるのでしょうか?私が実践している方法をいくつかご紹介します。
 
毎日のリフレクション: 一日の終わりに、自分がどれだけ充実した時間を過ごせたかを振り返る時間を持つようにしています。良かったこと、反省点などをノートに書き出すことで、心が整理されます。
 
趣味の時間を持つ: 私は音楽を聴いたり、読書をしたりするのが好きです。どんなに忙しくても、1日に30分でも自分の好きなことに没頭する時間を作るように心がけています。
 
運動をする: 体を動かすことで、ストレスを発散させることができます。散歩やヨガなど、自分に合った運動を取り入れることで、心身ともにリフレッシュできます。
 
良質な睡眠を取る: 仕事が忙しいと睡眠不足になりがちですが、睡眠は健康の基本です。しっかりと休息を取ることで、翌日の仕事もスムーズにこなせます。
 
同僚とのコミュニケーション: 同じ職場で働く仲間と悩みや喜びを共有することも大切です。お互いにサポートし合うことで、職場の雰囲気も良くなります。
 

幸せの波及効果


自分の幸せのコップを満たすことで、周りにも良い影響を与えることができます。私自身、自分の時間を大切にするようになってから、仕事への意欲が増し、入居者の方々とのコミュニケーションもより豊かになったと感じています。
 
介護の仕事は、身体的にも精神的にも大変なことが多いですが、その中で自分を見失わないことが大切です。自分の幸せを大切にすることで、他人への思いやりも自然と湧いてきます。そうすることで、より質の高いケアが提供できるのです。
 

まとめ


介護士という仕事は、他人をケアすることがメインですが、自分自身をケアすることも同じくらい重要です。自分の幸せのコップを満たすことで、入居者の方々にもその幸せを分け与えることができるのです。
 
皆さんも、自分の幸せを大切にしてみませんか?その結果、仕事もプライベートも充実し、毎日がより豊かなものになることでしょう。自分の時間を大切にし、自分の心と体をケアすることから始めてみてください。

それが、皆さん自身の幸せにもつながり、周りの人々の幸せにもつながるのです。
 
今日も一日、お疲れさまです。明日も、自分の幸せのコップを満たしながら、素敵な日々を過ごしていきましょう。
 
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?