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最初で最後の高速バスの話

もうすぐ京都競馬場がリニューアルオープンします。
新しくなった京都競馬場がどんな感じなのか楽しみですね。
個人的な一番の楽しみは京都大得意の武豊様が新京都でも庭にするのかどうかです。

さてナゾーくんですが一回だけ京都競馬場行ったことがあります。リニューアル前に行けてよかったなと。唯一の円形パドックを見れたわけですし。


時は2019年4月まで遡る。
2019年と言えば僕が社会人2年目となったと同時に異動となった年。
東京勤務に変わって1ヶ月、もうすぐゴールデンウィークを迎えようとしていた。


ゴールデンウィークといえばそろそろ天皇賞春。
そういえば京都競馬場って行ったことないんだよなあ。せや、観に行ったろ!

ということです京都競馬場へ向かうことへ。

さてこれまでの人生、旅行といえば車か電車か飛行機かを使っており高速バスについては未体験。
東北が実家の友達から高速バスで帰省した話とかを聞くので一度は乗ってみたいなあと思っていた。

せっかくなので今回は高速バスで京都に行ってみよう!人生は冒険や!
これが大きな間違いであった。

日付は4/27(土)。天皇賞春の前日。
今から乗れる高速バスはあるのかとスマホで検索する。

3列タイプ 1万円くらい
意外と高えな・・・。これなら普通に新幹線乗っても対して変わらないのでは・・?

高速バスといえば5,000円くらい激安だと思っていた。
1万円前後なら当日始発の新幹線自由席で京都に行くわ!あほくさ!

なんかもっと安いのねえのかなと調べ続けていた結果6000円くらいのを見つけた。これだよこれ。
4列で40人のバス。これでええやろと申し込んだ。もう逃れられない!


時刻は23:00 ナゾーくんバスタ新宿へ到着。
ゴールデンウィークということもあって混雑していた。
僕は初めて乗る高速バスにワクワクしながらバスを待つ。

予定時刻となりバスが来た。
バス会社の人に言われた席番号に座る。2列シートの窓側だ。自分の後に続々と客が乗り込んでくる。
隣の人普通の人だといいなあ・・。やべえ人だとやだなあ。とか思いながら待つ。


「それでは全員揃いましたので出発いたします。」
横の人居なかった。
定員40に対して乗客39人だったのだ。
なんと僕だけ隣のが居ない神席だった。
これは運がいいなあとテンションが上がる。


バスはバスタ新宿を出発し京都に向かう。
まあ寝てたらあっという間だろ、と思いイヤホンをつけて目を閉じた。



いや椅子が硬くて寝れん!!!!!!!!!
あと思ったよりエンジンの音デカいからうるせえ!!
しかもナゾーくんクソガリすぎるので椅子が硬いせいでケツが痛い!!!!


ということですほっとんど寝れませんでした。
人生で1番長い7時間だった。苦行。


ケツから骨が飛び出るかと思うくらい痛くなってきた朝6時、やっと京都駅に到着した。
朝日の眩しさが目に沁みる。
ようやく圧力から解放されたケツが喜んでいる。


ふえぇ・・・。高速バスはもうこりごりだよぉー!!


おまけ
京都競馬場に着いたら関東に住んでる競馬友達O さんがいた。どんな偶然だよ。
あと竹之下騎手が勝つとかいう大変珍しい瞬間を見ることができました。

ウィナーズサークルでサインを書く竹之下騎手

天皇賞はエタリオウを本命。
レースはフィエールマンが菊花賞馬の実力を発揮し勝利。エタリオウは4着だった。惜しい。
収支は高速バス代くらいは回収できましたとさ。


帰り?新幹線で帰ったわ

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