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0123.腕時計嫌い

高校のときに、クォーツ式腕時計は所有していた。おかしなことに、デジタルだったかアナログだったかを覚えていない。汗をかいて蒸れそうなので、ベルトは革ではなく金属にした。だが、俺は体毛が濃く、前腕にも毛が密生していて、毛が金属ベルトの隙間に挟まり引っ張られて痛い。そもそも締め付けられるものを身につけるのも嫌い。ほどなくして腕時計はしなくなった。ズボンの脇ポケットに入れて持ち歩くようになった。

高校生だったか社会人になってからだか不明だが、その腕時計を無くしてしまった。残念に思ったが、別に困らなかった。社会人になってから、渋谷の露天商で買った懐中時計を身に付けていた。当時はやりのマドンナの写真が蓋にはめ込まれていた。これもいつの間にか無くなった。

その後、職業がずっと車の運転手だったので、時計は事業車に付いているし、通勤も自家用車なので、腕時計は必要なかった。携帯電話の登場で、なおさら時刻を知るためだけの腕時計は必要がなくなった。常に車なので、携帯電話の充電はいつでも行えた。

通話にはハンズフリーのマイク付きイヤフォンを使ったし、後に Bluetooth 対応の無線マイク付きイヤフォンも出た。スマートフォンにダウンロードした音楽も、事業車に設置した FMトランスミッターにより、イヤフォンなしで車のスピーカーで聴くことができた。自家用車はコネクテッド機能でスマートフォンと連携して、イヤフォンなしで通話も音楽鑑賞もできた。

なので、俺にとって腕時計はますます縁遠い物になった。そんな折、スマートウォッチが出た。スマートフォン周辺デバイスで、Air Pods は必要なので購入したが、Apple Watch は俺にはまるで不必要だった。たとえば体内埋め込み型マイクロチップは俺的に有りでも、腕時計は有り得ないのである。

ところで…

昨日「UCC FRUITY WAVE をイオンの食品売り場で買っていくことにした」と投稿したが、今日、スターバックスオリガミ LIGHTNOTE BLEND を飲んだら、相変わらず美味い、のである。

なので…

UCC ワンドリップコーヒー FRUITY WAVE をイオンの食品売り場で買いつつ、スターバックスオリガミ LIGHTNOTE BLEND もスターバックスコーヒーで買っていこう。

そう思った。

俺の決心なんて、そんなものである。

柳 秀三

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