見出し画像

補聴器's 父

近くのお医者さんから、診断書を書いていただき、
大学病院へ再度検診。
結果は【加齢難聴】
補聴器をつけることになった。

数年前から、会話ができないほどのTVのボリュームが大きい。
私は検査に行こうとは言わなかった。
言っても無駄だからである。

認めなかっただけ。
聴力の衰えは50代から…。
だから、父の耳はとっくにすぎているのだ。

あーでもない、
こーでもない、
朝からお構いなしに、私の時間に割り込んでくるのは、やはりいただけないぞ。

100歩ゆずって、
話しを聞くと、
やっとの思いで補聴器の予約をとったのに、
『面倒だから、近くの店にする!近くならひとりでいけるだろ!』
で、
『お前一緒にいけるだろ?』

……………

えっと………

それは、ひとり…とは言わないねぇ…

私もね、
私の時間があるわけで。

本音を言えば
「私の人生にイヤイヤな人に一秒とて、使いたくない。」である。
声を聞くだけで、
精神的にやられてしまう。
ただ…
親だから…といい聞かせることが、最近できなくなっている。
早く土俵を降りたい

私の時間とは…



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?