東大島駅


都内から都営新宿線で本八幡行きに乗って到着

〇東大島(ひがしおおじま)

江戸川区(船堀)を臨む、荒川・中川を挟んで位置する江東区の駅。
大島の東なので、東大島というシンプルな名前です。
(西には同じく西大島があります。)

駅自体も旧中川の上にあるなど、面白い街並みになっています。

東大島の名前の元の大島の説明になりますが、江東区近辺は江戸時代ごろは湿地帯だったので、埋め立て前はあちこちが水辺だったようです。
その中で大島のあった土地は今見たく地続きではなく、島だったため、大きな島⇒大島との地名になったそうです。
(捻らないシンプルな命名ですね)

〇歩いてみた感想
都営新宿線の駅で近くに用事があり、通過するだけなのも味気ないなと思いこちらで降車。電車からは通る度に大きなマンション群とダイエーが見えるので割と気になっていた駅です。

駅から撮影
東大島駅すぐのダイエー
駅前に便利な店が並ぶ(駅下には飲み屋)

駅から降りるとダイエーと大きなマンション(おそらくファミリー向け)がこれでもかと立ち並んでいます。東大島の特徴としてはこのマンション群でしょうか。駅から北(旧中川沿い)は一帯がマンションが立ち並んでおり、オフィスや店舗などはなく、マンションが延々と続いていきます。
ここまでのマンション街は都内でもそこまでは無いとは思いますし、これはこれで武蔵小杉や月島などのタワーマンションタウンとは違った趣があります。(20階建てくらいのが多い感じでした)

この辺りはコンビニくらいしか無いので、人に会いに来るとかでもない限り何か目的があって来る人は少ないでしょうね。(私みたいな人間は除きますが)
そのため地域住民の人がメインで、ランニングや犬の散歩をされている人などが多かったです。北をずっと行くと亀戸駅が近くなるため、段々と店やオフィスもちらほらと見えてきます。

・南側
東大島駅は位置的にすぐ東が荒川(橋を超えると船堀)、西は大島駅なので、そこらへんは別の日に探索することにしたので、今回は南の大通りを歩いていきます。

ちなみに西側(大島駅方面)のダイエーを超えると神社がありました

東大島は駅からだと北側が見えるようになっているので、南側は普段目にすることができません。南もマンション街なのかと思いきや、公園や学校などがあり、オフィスもちらほらと見受けられました。(マンションも当然多かったですが)

大通り沿いはマンションとオフィスと公共施設が並んでおりましたが、少しだけ西の小道に入ると雰囲気が一転します。

住宅街というよりは昔ながらの街並みといった感じでしょうか。
飲食店や道具屋など商業店舗とアパートや住宅が入り乱れて並ぶ様相は駅から見えない東大島の魅力の1つかと思います。新しめの店と昔からあると思われる店が交互に見られるのは住んでて飽きない街なのかもと思えます。

ここら辺はあまり高い建物が無いのでどこからでも駅横の鉄塔が見える。


東大島(というより大島)は南側に小名木川という小さい川が流れており、そこで町が砂町と区切られているようでした。

夕焼けの小名木川(番所橋から撮影)

こちらで南側は打ち止め(ここから先は砂町なので)ということで、今度は荒川沿いに北側へと進んでいきます。

東大町南東にある大島小松川公園

荒川は名前の通り暴れ川として有名です。そのため、川沿いは大雨のさいなどの増水時に耐えられるよう高水敷と呼ばれ建物などを立てない場所(普段は運動場やランニングコースなどで使用されていますね)も他の都内の川と比べても格段に大きくなっています。

個人的に都内の風景も好きなのですが、大自然を感じようとなると都内から大きく出た場所へと行く必要があります。ただこの東大島はこの空間のおかげで目の前いっぱいに広がる荒川と大空を楽しむことができます。(機嫌よくなりすぎて東大島の端から端まで歩きました)

東大島から望む荒川(奥には首都高速と船堀)

マンション街と昔ながら雰囲気の残る街並み、そして荒川の大自然が集まる東大島は中々歩き甲斐のある街で、歩くたびに景色と街並みが変わり発見がある面白い街でした。

荒川沿いを歩いていたら見えた月

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