「不適切にもほどがある!」配役の妙と時代の移り変わり
終わりました〜「ふてほど」👏
個人的な感想です☺️
このドラマとは別のドラマたとえば「恋する母たち」で恋人役だった2人が、
阿部サダヲさん演じる市郎と、仲里依紗さん演じる渚に至っては祖父と孫だったり、
重要な友人・知人や夫婦など関わり方を変えて配役されるのを見ると
なんか生まれ変わっても縁がある、ソウルメイトみたいな感じで面白かった。
昭和から令和、主要登場人物の純子と同世代だったので、笑いながら、そしていま改めて見ると
面白い文化、ビックリするよう言葉やコンプラ満載で😂
脚本家クドカンさん、さすがのクリエイター。
それぞれの時代で偏ったりいびつなところを
ミュージカル仕立ても取り入れて表現しつつ、
個性豊かなキャストに息を吹き込んで
心暖まるところあり、変化変遷を見せてくれた。
また昭和も令和も「寛容になりましょう」という
メッセージを音頭風♪の音楽に乗せて伝えてくれた。
クドカンさん✖️大石静さん脚本のNetflixドラマ「離婚しようよ」でも最後のところで、寛容になろうとテーマとして訴えていたんだよね。
昔に比べれば、色々な選択肢が増えたところは格段に良くなったし、生活の便利さや快適さなどありがたいし
隠され続けた悪とか、力のアンバランスな中で行われた悪事が暴かれるのは良い兆候なことまちがいない。
ただ、半径2,3メートルくらいの私的なことや、忖度無しの発言などがことさら取り上げられて、
一斉に叩くのはいじめに乗っかるのと変わらない。なんか欲求不満の捌け口みたいでカッコ悪い…
そんなことに意識が向く間に、もっと自分たちに関わる大事なことが動いていないか?とか、
注意深く見守るもの、大切に心を向けるものはなんだろうかと、日々感じながら情報を選びたいな。
最終回、令和から昭和へ戻った市郎は、
学校でまことしなかに唱えられる精神論は「アホくさ」と受付なくなり、全員出席の仕事帰りの飲み会
から早めに帰り、野球部の練習中ノックを拾えなくて連帯責任でケツバットを部員たちに振ること止める。
意識しなくても周りの価値観、慣習に影響を受ける。でも心が従わないとき、距離を置き、必要ならばNOも言う。もちろんYESも。
もっともっといろんな人が生きやすい世の中になっていくといいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。