無能なふりも有能なふりもしない
つまりありのままの自分でいようという単純な話。
でも単純 = 容易 という図式が成立する確率は100%ではない。
成功確率には個人差があるけれど、成功確率50%以下という人もきっとたくさんいそうだ。
私も今の自分が、ありのままの自分でいられている確率が一体何%なのかわからない。
なぜわからないのか?
理由としては、自分でもまだ気づいていない潜在能力が明らかになっていないから。
出る杭になることに対する恐れがあるから。
エゴが自分をよく見せようとして背伸びをすることがあるから。
才能や得意なことは、自分の人生の計画に必要だから与えられているもの。
それを生かさない、否定する、隠すのは誰のため?
持っていないものを持っているふりをして虚勢を張るのは誰のため?
どちらも誠実な態度とは言えない。
縮こまる必要も巨大化する必要もないよ、
不自然だから。
不自然になるための教えには注目が集まるけど
自然になるための教えは地味だから目立たないよね。
でも極めたものって無駄なものが削ぎ落とされてシンプルだよ。
極めたものほど、びっくりするぐらいに普通の見た目をしている。
電車やバスで隣に座っているおばあさんが、とんでもない賢者かもしれない。
世の中ってそんなもの。
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