見出し画像

春の行事

春、絵葉書

毎年春に母へ絵ハガキを送っている。
母も花が好きで土いじりをする。母も…と書いたが、母は土いじりが好きがしっくりくるかな。で、その環境があり、私も好きの傾向性が似ていて花や野菜を育てるように。野菜もまた父という環境があったから。

最初は、離れてる母親に何か喜ぶことできないかな?と考えたところからのスタート。毎年描いていたらもう、行事だなということで行事と書いた。
今年はなんて書こうかな?

『お母さん、お元気ですか?』

メッセージ、いつも何を書こうかと思う。母が読みやすいようにマジックで絵の上に書くから短い言葉で想いを伝える。だからいつも一緒になる。『お母さん、お元気ですか?そして元気でいてね』そんな感じ。

『少しずつ』

一年に一回か二回だけれど、毎年描いてると絵葉書に対しての免疫ができて描きやすく感じる。最初の年、2年目、3年目は頑張って描いてたかな。下手くそだなーと思いながら、まぁいっか。気持ちだしとか思って。でもこの時は絵葉書イコール水彩のイメージで、絵の具をバレットに出して…と面倒くさいことをしていた。今ではそんなこととうねか昔にやめちゃって、ペンで描いて色鉛筆で塗るだけ。

春の暖かい日に

いつもその時は急にやってくる。暖かい午前中の鳥がさえずる光を感じる時。静けさも感じる。それが来た時は、描くべしモードになるのです。一昨日はそんな日で、葉書を出してお気に入りのペンと24色クーピーを持って玄関先へ。どこを描こうかなぁとあちこち見てまわり、場所を決める。

そしてペンを30分、色塗りも30分かな?多分1時間くらいで描きあがる。その間、時折ご近所の皆さんに挨拶しながら作業は進む。私にとって、母に想いを伝える貴重な時間となる。下手でもなんでもいい。「お母さん、産み、育ててくれてありがとう💗」を、心から伝えたいだけなのだから。

またね
2024/04/24


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?