株式投資 防衛テーマ 銘柄選定 2022年8月07日
ウクライナ情勢、中国・台湾間の有事への備えの必要性などから、すでに防衛というテーマは国策化していると考えます。
防衛関連の技術を持っている会社は国からの支援がますます増えることはほぼ確実だと考えられます。
前回の記事で3銘柄に投資していくと言いましたが、上記のような理由から1銘柄目は防衛テーマの銘柄に投資をしたいと考えました。
銘柄のリストを見てみる
まず防衛銘柄のリストを抽出します。
これは株探というサイトで防衛というテーマの銘柄のリストがあるので、このデータを参考にして銘柄を選出することとします
グロースがよいのですが、1銘柄もありませんでした。おそらく防衛関係で起業するのは難しいので必然とある程度大きな会社になっていくのだと思います。
なので、より堅実なプライムの銘柄を重点的に見ていきたいです
防衛銘柄で確認指摘で国が投資しそうな銘柄を抽出する
上記のリストから防衛銘柄で国が投資しそうな銘柄を探しま
具体的には株探のリストの証券コードの上にマウスを載せると、銘柄の概要が出てくるので、その内容を見ていきま
国が投資しそうな銘柄ということで、海外からのミサイルを防ぎたいなどの需要があるはずなので、それに関連した銘柄などが見つかれば尚よいです
候補として以下が見つかりました。
聞いたことがある銘柄から知らない銘柄まで多数ですが、この中から株価が上がりそうな銘柄を選んでいきたいで
バフェットコードで財務が健全な銘柄を選ぶ
バフェットコードというサイトで企業比較を行っていきます。
入力して次に進むと、以下のような表が得られます
この中で日本アビオニクス 6946が時価総額75億円で圧倒的に低く、PERも低く、時価総額で二倍差をつけていく、極東貿易より売り上げ低いが、営業利益は二倍大きいことに注目しました。また上記の全銘柄の中で営業利益率が9.6%になっており、1番高いです
財務面を見ると自己資本比率が40%を超えていることやROEが15%と高いことにもプラスポイントです。
時価総額が小さい銘柄は爆発的に株価が上がりやすいですが、大きい銘柄にも注目すると、三菱重工や三菱電機、IHI、川崎重工などは売上が圧倒的に高く、有名ドヤ技術レベルなどからも現時点で国から大きい案件を受注しやすい企業でもあるといえると思います。
新昭和工業にも注目します。
時価総額が680億で東京計器より3倍も多いですが、売上は5倍以上高く、営業利益も6倍ほど高いです。これを割安とみるかはまだわからないですが、
逆に、このくらいの売上・利益にならないと、時価総額が680億円まで行くのは難しいという指標になるかと思います
現時点を見た時の候補銘柄は以下とします。
銘柄の成長性を分析する
これらの銘柄の売り上げや利益の伸びを株探から見ていきます
株探の年ごとの決算と月ごとの決算から、その銘柄が衰退しているのか、伸び悩んでいる、成長しているのかなどを判断していきます
ひとつひとつやっていくと長いので結果だけ載せま
売り上げと営業利益の予想と3か月決算の最新データからの分析結果を表にまとめました。小(1% ~ 9.9%) 中(10% ~ 14.9%),強(15%以上)という指標を作り、前年度からどれだけ上がっているのかを表にしました。
やはり、コロナもあり、売り上げ予想が上昇すると予想している会社でも、実際の決算は減少している企業が多そうです。
この中では、三菱重工が決算予想をクリアしていて、営業利益がかなり伸びていることがわかりました。
完全な分析表の作成と、購入銘柄の選出
最後に実際の割安性(pbr,per,自己資本比率)と、3か月単位での株価の上昇が下落トレンドなのか、上昇トレンドなのかというテクニカル観点でも表でまとめてみます
結果は以下になります
ここまでくると、大体の全体像が見えてきました、perや自己資本比率,pbrは差はあるものの、どの銘柄も優秀かと思います。
ざっくり表を見ると赤文字が良くなく、黒文字の太字がよいという結果になります。
ただし株価には、織り込み済みという概念があるので、赤文字がたくさんあるけど、株価3か月が赤文字だったら、ある程度織り込まれている可能性もあります。とはいえ決算が良くないことは明確なので今回は選出から外そうと思います。
結論として、営業利益が急上昇しているのに株価は小下落している三菱重工業が買い場と判断して購入銘柄の一つとしてあげたいと思います。
お盆明けに10万円の中の1万円分を購入して、今後ニュースや株価の動向などを記事に載せていきたいと思います。
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