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お菓子を買わなくなった私の新境地

こんにちは!2歳と5歳の男子育児中で、専業主婦を目指すHaruです。

疲れた時に無償に甘いものが欲しくて買ってしまう「〇-ソンのプレミアムロールケーキ」や、ストレス発散したくてバカ食いするとなんだかスッキリする「〇テトチップス」などなど…お菓子って、本当に美味しくて絶対やめられるわけがない!…と、私も思っていました。

でも今は、自分でお菓子を買うことは数か月に1回あるかないかになりました。子どもが買ったお菓子や頂き物を食べることはありますが、自分でお金を出して買うことはなくなったんです。

でも、決して我慢をしているわけではないのです!いろいろな理由で、お菓子にお金を出すことに意味を感じなくなり、自然と離れていきました。自分で言うのもナンですが、そんなブッダのような境地に至った過程を今日はお伝えしたいと思います。


アレルギーとお金

まず、なぜ私はお菓子をやめたのかお話をさせてください。

理由は2つ。「アレルギー対策」と「節約」です。

「砂糖は老化の原因」については、詳しくは、牧田善二著「眠れなくなるほど面白い 糖質の話」を読んでいただきたいので、詳細は割愛しますが、肥満と老化の原因は「糖質」ということが明らかになっています。腸内環境にも影響を及ぼして、免疫力にも影響してくる。つまり、アレルギーにもかかわってくるということです。(一足飛びの説明で失礼します…)

私はアトピーやアレルギー性鼻炎にずっと悩まされてきたこともあり、対策のひとつとして「糖類の摂取」を見直そうと思ったのです。もちろん、老化もしたくないですから、老化対策としても。

それで、1年ほどお菓子をはじめとする、あらゆる糖類の摂取を控える食生活を送ったところ、5年ほど手放せなかったアレルギー性鼻炎の薬を飲まなくても日常生活が送れるまでに改善しました。もちろん個人差はあると思いますし、それだけが効いたのかは不明ですが、私は糖質コントロールすることで、アレルギーが改善し、とても体調が良くなりました。

2つ目の理由の「節約」については、言わずもがな各家庭において「お菓子代」は意外とかかっていると思います。毎月数千円ではありますが、言ってしまえば体を壊すために、汗水涙垂らして働いて得た「数千円」を払っているということになります。私は、それがどうしても無駄なお金に思えたので、それをカットしたかったのが、お菓子をやめた2つ目の理由でした。

お菓子はなぜ美味しいのか

次に、そもそもお菓子はなぜ美味しいのかを科学的に考えてみましょう。

お菓子が甘いのは砂糖が入っているから、ということはご存じかと思いますが、前述の通りこの「砂糖」がくせ者です。砂糖を食べると血糖値が急上昇して、それを抑えるために「インスリン」が分泌されます。すると、また血糖値を上げるために甘いものが欲しくなってしまいます。

と同時に、砂糖を摂取すると「ドーパミン」という脳内快楽物質が分泌されるのですが、それは一瞬で終わってしまいます。また「ドーパミン」を出すために、また甘いものが欲しくなる…という仕組み。

そう、お菓子は「食べたくなるようにできている」のです。この性質は、実は麻薬と同じで、そのため砂糖は「マイルドドラッグ」とも呼ばれてます。

炭水化物も砂糖と同じ糖質なので、「おかき」や「ポテチ」も基本は同じことですね。

なので、お菓子がやめられないのは、意思が弱いからではなく、残念ながら人間はあらがえないようにできているのです。

マイルドドラッグは見ない、買わない、考えない

そういう訳で、お菓子を意思だけでやめることは基本不可能です。ですので、「ドラッグ」には近寄らないのが一番。お菓子の誘惑は、想像以上に世の中にあふれているので、そこから物理的に離れることが大事になります。

まず私が実践したのは、テレビを見ないこと。これは結構重要です。

私は今はテレビを持っていないのですが、テレビがあった頃は、意思に関わらず流れてくるスイーツのCMや、ニュース番組でのカフェ特集など…企業のマーケターや番組制作のプロ達がしのぎを削って制作したものですから、「美味しそう~」「食べたいー!」となるのは当たり前です。

それを「いや、食べたら太るわ」とか「高いから家計にひびく」なんて毎回悶々と考えて抵抗したって、ストレスになるだけです。無理なら最初から見ない!

ちなみに、今はテレビだけでなく、ネットやSNSでも大量の広告が流れてきますから、それも辞めないといけません。私は、SNSはやっていますが、「ブツ」に出くわしたら即消すように気を付けていますね。

次に、スーパーに買い物に行かないこと。これも大事。

お菓子売り場って、スーパーの中でもひときわ広いですよね。そして、その種類の多さ!1個の値段はそこまで高くないから、つい手に取ってしまう手軽さ!見たら買ってしまうのは当たり前です。ご丁寧なことに、小さなおスイーツや菓子パンが、レジの前にも必ず置かれていますよね。もうこれは逃れられない。完璧に仕組まれたマーケティング導線!もちろん、これはコンビニでも同じですね。

子どもがいる場合は、知らない間にカゴにお菓子が入っていて、会計しているときに「え!何これ!」と思ったときにはもう遅いなんてことは、よくありますよね。ちなみに、子どもだけでなく、夫を連れて行っても大体同じことが起こるという…

なので、お勧めはネットスーパーを活用することです。ネットスーパーであれば、自分の欲しいものを検索してカゴに入れるので、安心です。それでも「特売」のセクションを開けば、魅力的なお菓子がすぐ目に入りますから、そこは注意が必要。

ちなみに、ネットスーパーは送料がかかりますが、数100円程度。スーパーで買い物をすると、不要なものをついつい買ってしまうことを考えれば、トントンかそれより安くなるはずだと思います。

自然の甘み

じゃあ、お菓子を食べないで何を食べるのか?と気になるかと思います。お菓子をやめても「何か甘いもの食べたいな」という時はあります。特にお菓子をやめた最初の頃は、「禁断症状」が出て、無償に甘いものを食べたくてソワソワしていました。でも、そのときに気づいたのです。お菓子はなくても、実は自然の「甘み」がたくさんあることに。

いくつか私の日頃の「おやつ」をご紹介します。

  • サツマイモとレーズン

  • バナナと豆腐のきな粉&ハチミツかけ

  • 各種フルーツ

  • 干しサツマイモ

  • じゃがいものお焼き

  • にぼしの甘辛煮

などなど…探せばいろいろあります。そして、自然の甘さを取っていると、市販のスイーツのような「作られた甘さ」が美味しくないというか、重たいというか…そんな風に感じてくるようにもなりました。体の中が「解毒」されたような気分です。

また、お腹が空いたときは、お菓子を食べるのではなく、昼食や夕食の残りなどご飯を食べるようにしています。小腹が空いたら「おやつ」である必要はないんですよね。

子ども達については、「自然の甘みおやつ」もパクパク食べて、1日5食ぐらい食べています。でも、長男は毎月お小遣いを渡しているのですが、そのお金では大体お菓子を買っていますね。普段食べていない分、たまに食べる「お菓子」を「あまーい!」とか感激しながら食べています。

まとめ

アレルギー対策と節約のため「脱・お菓子」ですが、いろんなことが好転しました。お金の節約にもなる、肌ツヤもよくなった、アレルギーも改善した…良いことづくめなので、私は今後も継続するつもりです。でも、あまりギチギチにはせず、頂き物があれば食べるし、子どものお菓子を少しもらって食べることもOKとして、ゆる~く、自分が心地よいポイントで続けていきたいと思います。


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