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【教育関連】学級運営・授業・教師の仕事に役立つ情報などを発信

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#指導

生徒を厳しく指導する時に心掛けること【動画付き】

厳しく指導する時に心掛けること、それは「冷静」でいることです。 「冷静」でいられない場合は、教師自身がとんでもない暴挙をしてしまう危険性があります。 また、生徒からも教師の底の浅さを感じられてしまい、表面上ではとりつくろっても、心でなめられてしまうことがあります。 私自身が学生の時には、冷静に、しかし緊張感を持って指導する人の方が良い威厳があるなと感じていましたし、尊敬する部分もありました。 では、教師として「冷静さ」を持って厳しくするためにはどうすれば良いのでしょう

中学と高校の違い

 私は公立中学、私立中高一貫校、私立高校での教員経験がある。 昨年度、留学、世界旅行に行き、今年度は再び教職に戻った。 私立高校の教員だ。 今までの経験も踏まえて、生徒が中学1年生から高校3年生になるにしたがって、教員として意識すべきことがあると感じた。 それは指導のすべき範囲を絞っていくことだ。 どういうことか。 中学1年生と高校3年生を比較するとわかりやすいだろう。  中学1年生は指導の範囲が広範囲に及ぶ。 例を挙げると、整理整頓、挨拶、礼儀、マナー、人間関係、服

【教師の心得】怒鳴らないコツ

1⃣ なぜ怒鳴るのか?  教師をしていると、怒鳴りたくなるような場面が日常茶飯事に起きてくる。 なぜならば、教師は何十人、何百人という生徒を相手にしているからだ。 教師も未熟であり、生徒たちも未熟だ。 未熟な者同士で生活すれば、そりゃ怒鳴りたくなる時もある。 しかし、日常茶飯事のように怒鳴っていると、あまり良いことはないと思っている。 2⃣ 怒鳴ることの弊害  まず、生徒が教師の怒鳴る様子に慣れてくる。 最初は表面的に効果があるかもしれない。 しかし、人間は慣れ

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【学級経営】「場を清める」を大切にするクラスにするためには①~掃除編~

※実物資料あり! 1⃣「場を清める」を大切にしたい理由 日本の掃除文化というのは素晴らしいと思う。 ワールドカップの日本代表のロッカールーム、サポーターの掃除のニュース、大都市でも綺麗だと評される、などなど、この文化は日本の宝だと思う。 そして、そのような文化を可能にしているのが、まさに日本の教育の賜物だと思う。 だから、私はそのような意味でも、そして生徒たちが素敵な生活を過ごすためにも「場を清める」ということを大切にしている。 まず、質の高い掃除をするためには、以

【学級経営】話を”聴く”クラスにしよう

1⃣ 「聴く」とは?学校の教師として、次のような話は有名ですよね。 「聞く」と「聴く」の違いについて。 「聞く」は耳だけで聞き。 「聴く」は耳と目と心で聴く。 これらの漢字の成り立ちの真相はさておき、とてもわかりやすい話だと思い、私も生徒たちにこの話をします。 私は、この「聴く」が土台にある人や集団は素敵だなと思います。 そして、生徒たちに大切なことを伝えていくときに、この「聴く」という姿勢が大前提にある必要があります。 ということで、私は過去の学級においても、