食品メーカーの営業からデータアナリストへ

はじめまして。
ここではデータとは無関係だった自分がどのようにしてデータアナリストへと舵を切ったかを残したいと思います。

◯簡単な経歴

  • 理系大学でバイオテクノロジーについて学習

  • 食品メーカーで営業として3年勤務

  • データ会社に転職しデータアナリストへ

私は理系大学とはいえ生物学を中心に学んできたため、いわゆるIT分野とは無縁の学生生活を送っていました。強いていうなら優位差(P値)や数字やデータに対する最低限のマナーを知っている程度です。

◯食品メーカーへと就職し営業としての経験を積んだ私がなぜ縁もゆかりもないデータ領域へ足を踏み出したのか

営業時代に小売店(スーパーなど)のPOSデータ(売上データ)をいただき、売れ行きの分析を行い商品の提案を行うということをしておりました。
いざ提案を行なって感じたことが大きく二つ

1.そもそもデータを中心にした管理を行なっていないケースが多かった。
2.データよりも人情が圧倒的に強い
※いずれも企業によるのであくまで個人の感想です。

◯実際に体験したこと
データを用いた提案がほとんどなかったのか商品の取り揃えが市場やPOSデータの分析結果からみた理想とかけ離れていた。

データを分析し、明らかに足を引っ張っている商品のカット案を提示してもまるで響かないことが着任時には常であった。データや数字による商品採用ももちろんあるが人情での採用もかなりの割合存在していることが多い。
取引先との関係を深めることでデータを見てもらえるようになったが、順序としてはデータよりもまずは人情が先に来るようであった。

人と人との商売であるため、「人情」という要素が大切なのはもちろんだが「データの活用」が入り込む余地はまだまだあり伸び代とも考えます。
全てが全て「データ」での戦略を取ることが良いとは思いませんが、効率化が必須である現状において有効な手であることは間違いないと感じています。

それぞれの営業がデータの活用を行い、活動に組み込むことができればメーカーも小売店も売上や顧客満足度の増加を見込めると信じ、データ領域へと踏み込む決意をしました。


◯転職後の歩み
まずは広く浅くデータ活用に必要な技術者を学びました。(今も勉強中)

スキル
・SQL
・tableau
・GA4
・VBA
・Python

資格
・統計検定2級
・GAIQ
・マーケティングビジネス実務検定
学習中
・ビジネス統計スペシャリスト
・G検定

いずれも国家資格ではないので勉強をする指標が欲しい時などに利用するようなイメージで取得しました。

多くのビジネスマンがデータ活用術を身につけて、活かすことができれば企業としても世の中の利便性としてもより良いものになると考えます。

データマンとしての知見をさらに深め、活用できるよう今後も研鑽を積んでいこうとおもいます。

ありがとうございました。

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