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【遊戯王デッキ紹介】「3匹の血盟」
はじめに
どーも、R太郎です。デッキ紹介コーナーのお時間がやってまいりました。
今回のデッキは「面子蝙蝠」を使いたくて、作ってみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1717044965475-4XhI0VLHp7.jpg?width=800)
「面子蝙蝠」の①効果だけでも強そうですが、せっかくなら「鳥獣族」「チューナー」「②効果」も含めて活かしたい……
てなわけで早速語ります。
1.コンセプト
「面子蝙蝠」を出力する方法を考えたところ、「パケットリンク」が候補に上がりました。
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最大3体出せると仮定して他の候補を考えたところ、この2体が思い浮かびました。
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![](https://assets.st-note.com/img/1717044981266-kSGnktvTbY.jpg?width=800)
「面子蝙蝠」「ウサミミ導師」「犀子の王様」の3体を出せば、チェーンを簡単に稼ぐことができ、「犀子の王様」の効果発動条件を満たせます。(3匹の並びが絵面的に面白そう)
1.相手が何らかのモンスターを召喚・特殊召喚
2.チェーン1で「面子蝙蝠」を発動
3.チェーン2で「ウサミミ導師」を発動
4.チェーン3で「犀子の王様」を発動
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「ウサミミ導師」でウサミミカウンターを乗せることで、戦闘破壊耐性を付与したり、一時除外ができるため、「面子蝙蝠」「犀子の王様」を守ることができ、見た目以上に強固な布陣です。
また、この3匹は「トライブリゲート種族」です。
せっかくならこの点も活かしたいと思い、探し求めたところピッタリなカードを見つけました。「鉄獣の血盟」です。
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ここまでを図解にするとこんな感じ。
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「犀子の王様」の効果ダメージを主軸にして勝利を目指します。
2.デッキレシピ
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「解門」セットと、フィールド魔法・通常罠カードを駆使して戦います。
3.勝利までの流れ
先ほども述べましたが「犀子の王様」のバーンダメージで勝利を目指します。
ただし、そのためには「犀子の王様」のバーン効果を複数回発動させる必要があります。
相手の猛攻を凌ぎながら、自分・相手ターンの両方で「犀子の王様」を発動させて試行回数を増やす必要があります。
序盤から終盤にかけての流れを説明します。
①序盤~狙え!「パケットリンク」~
序盤は「解門」で「リプロドクス」を経由して「王神鳥シムルグ」を出します。「王神鳥シムルグ」は「面子蝙蝠」を呼び出すことができ、リンクマーカーの向きが下方向に3つあるため、「パケットリンク」とも相性が良いです。
さて、「パケットリンク」の最大の問題点ですが、それはメイン2にしか発動できないことです。
相手ターンに「パケットリンク」の発動を狙う場合は、相手にバトルフェイズに入らせて、かつLモンスターには生き残ってもらう必要があります。これは中々難しい……
しかし、そこで活躍する救世主が「面子蝙蝠」です。
相手からすると、不確定要素とは言え、モンスターを出そうとすると3回裏守備にされる恐れがあります。そこで相手はこう思います。
「先にバトルで蝙蝠を倒せば良くね?メイン2で展開すればオッケー」と。
「面子蝙蝠」自身には戦闘破壊耐性はありませんし、最初のコイントスに失敗したら、その相手モンスターに倒されます。しかし、それがこちらの思う壺。
「面子蝙蝠」は戦闘破壊されますが、メイン2に入らせることができ、「パケットリンク」の発動が叶うわけです。これにより、「面子蝙蝠」「ウサミミ導師」「犀子の王様」の3体、このデッキのエースたちを降臨させることができます。
(……しかしながら相手の展開力によってはゴリ押しされて、この計画がパーになりますが(笑))。
他にもメイン2に入らせる理由付けとして、「サモンブレイカー」を採用してます。
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「面子蝙蝠」とも相性が良く、メイン1での展開をより抑えることができます、「面子蝙蝠」で相手モンスターを裏側に出来れば、「サモンブレイカー」は反転召喚もカウントするので、次の相手ターンのテンポを更に遅らせることができます。
②中盤~「トライヒハート」「ハモン」で凌げ!~
3匹を揃えることが出来たら、「犀子の王様」でバーン効果の試行回数を増やすためにも、「トライヒハート」や「ハモン」で防御を固めます。
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特に「トライヒハート」は場持ちが良くリンクマーカーが下方向に3つ向いてることから、「パケットリンク」とも相性が良いです。
「ハモン」は攻撃対象を自分に向けることができ、「失楽園」で2枚ドローもできるため、デッキの回転率を高める役割もあります。他のフィールド魔法も採用してますが、「ラフィンパフィン」や「Vivid Tail」でセルフバウンスして使いまわします。
また、「犀子の王様」の破壊効果も狙う場面もあるため、チェーン数を稼ぐカードをいくつか採用してます。
例えば、「デコード・トーカー・ヒートソウル」や「星界樹イルミスティル」とか。
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このあたりは「ウサミミ導師」でウサミミカウンターを乗せることもでき、「ヒートソウル」で毎ターンドローしたり、それによって失ったLPを「イルミスティル」で回復することができます。
「解門」が複数枚残ってればモンスターをその分展開できるため、状況に合わせたLモンスターを呼べます。
③終盤~「面子蝙蝠」によるS召喚!?~
冒頭にも述べた通り、「面子蝙蝠」はチューナーです。
終盤にかけて、「天輪の双星道士」のS召喚を狙っていきます。
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レベル2のSモンスターなため、「面子蝙蝠」と「レベル1のモンスター」でS召喚できるため、このデッキでは問題ありません。また、「天輪の双星道士」はレベル2のモンスターを複数特殊召喚できるため、「暗黒の招来神」と「ワナビー!」でまかないます。
その展開から呼び出すモンスターはこちら。
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「花札衛-雨四光-」は効果ダメージを与えてくれますし、ウサミミカウンターを乗せれば「戦闘破壊耐性」「効果破壊耐性」「効果の対象にならない」と非常に強固なモンスターになります。
また、ドロースキップのデメリット効果も「ウサミミ導師」で一時除外すればそれも無視できます。
また、「天輪の双星道士」から呼び出す、もうひとつの候補としてはこちらのセット。
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「白き森の魔狼シルウィア」を経由して「白き森の妖魔ディアベル」をS召喚すれば、相手モンスターを裏側にしつつ墓地から好きな魔法・罠カードを回収できます。
裏側にする効果は「サモンブレイカー」と組み合わせて相手の反転召喚をためらわすことができますし、「白き森の妖魔ディアベル」の②効果は相手の効果に反応して発動するため、チェーン数を稼ぐのにも役立ちます。
序盤から終盤にかけて、このような形でデュエルを進めていきます。
4.その他の採用カード
ざっと軽く紹介します。
・「カクリヨノチザクラ」
「解門」で蘇生して、L・Sモンスターを蘇生できるため採用。「雨四光」蘇生はとくに便利。
・「絶対王 バック・ジャック」
デッキの上を見てから「ヒートソウル」「失楽園」でドローするのが便利。①効果は相手ターン、フリチェで効果発動できるため、「犀子の王様」のチェーン稼ぎにも役立つ。
・「幻魔の召喚神」
「解門」で実質何度も「ハモン」を呼び出すことができる。レベル7なため、「面子蝙蝠」と合わせてレベル8のSの「白き森の妖魔ディアベル」が出せる。
・「ダーク・サンクチュアリ」
これもコイントスカード。効果ダメージを与えるのに貢献してくれる。
・「リトル・オポジション」
「サモンブレイカー」と合わせると、このカードで相手の召喚カウント数を増やせるため、相手に効果の使用をためらわせることが可能。
・「微睡の罪宝-モーリアン」
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相手だけでなく、自分も裏守備にできるため、「面子蝙蝠」がいる状況で「犀子の王様」を裏側にすれば「面子蝙蝠」の②効果で「犀子の王様」を表にすれば再び効果発動が狙える。
※「犀子の王様」は同名ターン1ではない。
また、「白き森の妖魔ディアベル」がいれば墓地から「微睡の罪宝-モーリアン」の②効果で再セットできるのも、シナジーがあって良きです。
5.まとめ
実は以前にも、「パケットリンク」のデッキを作ったことがあります。その時は「ウサミミ導師」と「パラサイトフュージョナー」を呼んで色々融合するデッキでした。
「別の形で「パケットリンク」を使いたいな~」と思ってたところ、「面子蝙蝠」が現れました。
これ見た瞬間、「「面子蝙蝠」「ウサミミ導師」「犀子の王様」を「パケットリンク」で呼び出したら(絵面的にも)面白くね?」と思い、勢いで作ってみました。
(「犀子の王様」も元々使ってみたいと思ってた。)
コイントス、サイコロ、ウサミミカウンターを駆使して戦う様を想像すると、場を滅茶苦茶にできそう(強いかは知らん)と我ながら思いました。
最初は「スケアクロー」ベースだったのですが、デッキの枠が「スケアクロー」に大きく取られてしまったので、「解門」ギミックに移行。
枠に余裕ができ、空いた枠に3匹と相性良いカードを入れたところ、良い感じに完成。
実際にこのデッキを試したところ、良い感じにデュエルをコントロールできてたので、後はギャンブル運が良ければといったところ(笑)
こういうギャンブル要素を含んだデッキは初めて作りましたが、デュエルの盛り上げる要素としてはよさげでした。自分と対戦相手、お互いにギャンブルを見届けるというのはある種の一体感が生まれるような気がします。
最近作ったデッキの中でも、かなり気に入ってるのでしばらくは擦っていこうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
以上、R太郎でした。
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