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猫カフェのお掃除ボランティアに行った話。

今日は猫カフェのお掃除ボランティア最後の日だった。
猫カフェが10:00に開店するのでそれまでにお掃除をして準備をするボランティア。

実家でも猫を飼っているし、猫カフェのボランティアとか私得以外何者でもないじゃないと思い始めたのがきっかけ。

よく行く猫カフェで推し猫もいた。
お掃除しながら猫とも遊べて。
なんて素敵!!!
と、思っていた。

でも、ボランティアなんかやらなきゃ良かった。
お客さんとしてただ遊びに行くだけで良かった。と、早々に感じた。

カフェと付いているから飲食の提供がある。
オーナーさんは飲食を出す場合は便検査をしないといけない。
それをしないとバレた時にお店をやってはダメだと言われちゃうからって。

「私はオープン前のお掃除のボランティアだけやらせてもらうので、お店には出ません」と、言った。
一緒に入った1人のボランティアさんも同じだった。
私たちは掃除だけをしますと。

オーナーさんも、分かりましたと了承し、3ヶ月は絶対に続けて欲しいこと、これだけ約束だった。
数日で辞められてしまうと教えるので時間を取られるからだそう。

私達もそれは了承し、私は週に1~2回、もう1人は主婦なのでなるべくお店がオープンの日は来ますと。

お手当ては出せないので、無理強いはできないから、来れるときで大丈夫です、前日に連絡ください。と、オーナーさんは言った。

初日から私はものすごくここの猫カフェの闇を知ることになる。

掃除に入ると、想像以上の汚さだった。

猫カフェに出ている猫ちゃんは常に10猫くらいだったので、そのくらいが生活してると思いきや、奥のお部屋に30~40の子猫から成猫までたくさんいた。

2階はオーナーの居住部屋のようで上がっては行けないと言われた。

こんなにいたらそりゃ汚れるわーと思い掃除を始めるが、至る所にふん尿、猫ちゃんの鼻水が。

こんなにたくさん猫がいるのに、長細い収納ケースにネコ砂を入れたものが1個だけ。

普通じゃないよね?

私の実家ですら、3猫に対して5個はトイレが置いてある。 

せめて収納ケース5個分位はトイレがほしいと思った。
トイレの掃除はあっという間に終わったが至る所にしてある糞尿の掃除に時間を取られて開店ギリギリまで掃除に追われた。

よし、じゃあ帰ろうか。と、裏口から帰ろうとした時、オーナーさんが
「ちょっと着替えてくるから開店しててもらえませんか?」と私にいった。

え、、こんなに髪の毛もボサボサで、掃除のためにジャージなんですけど。
と、思ったがオーナーさんはもう2階に上がってしまって降りてこない。

お店の外には開店を待ってる数組がスタンバイ。

仕方なく玄関を開けて、とりあえず仕組みが分からないので入店時間だけ書いたメモを渡す。
(私も何度か遊びに来たことがあるのでいつもやられるようにやってみた。)

可愛い格好をした大学生くらいのカップルや、お母さんと一緒の小さいお子様。
そして、
頭ボサボサのジャージ姿で汗だくスッピンの私。

帰りたかった。

30分くらいしてオーナーさんはさっきの戦闘モードから一転。
フリフリのエプロンに髪を巻いて化粧もバッチリでもどってきた。

(おまえ、、フロ入ってきただろ)
と、思った。

続く。


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