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『さんぶんのいち』


悲しみを 憎しみにかえること。
寂しさを 怒りへすりかえること。


それを「自己防衛」というけれど。


これを繰り返すたびに
人は離れていくんだよ。


誰かを憎むとき。
誰かを怒るとき。


「さんぶんのいち」でいいから
自分のために相手にぶつけてる。


かもしれない。


そんな風に思える人ばかりなら…
もっと優しさに溢れた世界になるのにな。

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