見出し画像

重すぎる感情と「エレファント・マン」(as of 映画感想)

重すぎる感情


過去1回だけ明確にフラレた時の理由は、「ワガママとか言わなくて、感情が見えない」

そんな事言われてもどうしようもなく、とにかく礼儀と思いそれまでのお礼をいっぱい言いながら、他にも辛い時期だった事もあり大号泣してしまいました。

「そんなに泣いてくれるなんて、なんか意外で嬉しい」と、言われてもどうしろと、でした。

前置きが長くなりましたが、色々思い返すと、感情が薄いのではなく、
そうそう表に出す機会がない、心に沈みがちな重みのある系の感情の割合が高いせいで、時代に合わなかったと思ってます。

エレファント・マン

その根拠が、うちの親は、まだ小児と言っていい頃から、私を「エレファント・マン」の映画とかやたら重い系に連れて行っていた事実。
私は忘れてませんよ。恨んではないですが。

この映画は完全に白黒で、けして子供が見て楽しいものではなかった。
しかし、割と正確にメッセージは伝わっていたと思います。

人を虐げる人の醜さ。
「知的で優しい人たち」に徐々に人間性の豊かさを認識されていく過程の我が事のような嬉しさ。

子供ながらに「人間としてのバカって最低、やっぱり賢くならないと」と思った展開。

最後のシーンの、自分だったらどうか、と思わされる感じ。

ただ、子供だったので、枕を取ったら二度と目を覚まさなく理由がやたら気になって気になって気になって、親に聞きまくりました。

今でもうちの人が枕を重ねて目を瞑っていると、エレファント・マンみたいで、「1個頂戴」と言うのをためらいます。

記憶ではこれが自分にとって2番目の映画で、最初は「火の鳥愛のコスモゾーン」だけど、アニメだから良いという内容じゃないですよね!

調べたらまた時系列が変わるかもです。
あくまで記憶なので。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?