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売り切れのドキドキ

売り切れだ!

結局、白泉社の雑誌の、「花とゆめとLaLaから生まれた少女漫画大特集」は、近くの本屋さんでも出版社取り寄せができず、
ネットも売り切れと出るので、
さてどうするかです。

本はできるだけまともに買いたい主義なので、メルカリはちょっと…
 
しかし、ひさびさに
これが雑誌よね!」

とかえって ときめきました。


探してるときが楽しい


「重いし今買わなくても」という判断をしてしまい、結局手に入らなくて後悔する。

変な言い方ですが「いいダメージ」ですよね。
「sweet pain」というやつですか。

自分の
「読みたかった。手に入れたかった」
はなんか久々な気がします。


多分みんなその気持ちが好き

なんだと思います。

大人になって欲しいものへの気持ちも減り、ネットショップでなんでも手に入りやすくなりました。

でもあえて、あちこちで、コスメとかわざわざ手に入りにくいものを探して、「売り切れー」とかと言って嬉しそうに報告している。

興味のあるものの価値が上がるようで、嬉しい気持ちもあるのかと思います。

なんでも承認欲求で片付けるのはつまらない考え方だと思います。

もうちょっと人間は複雑だと思うし、
他人が好きでやってることを、いちいち否定しなくても。

スネ夫みたいな「人が持ってないもの僕持ってる」、
というのも本人のワクワクだし、
のび太みたいに地団駄を踏むのも、いい思い出。


人の為も自分の欲求

昔から家族のためにあちこちの店を探し回るのはよくあって、
今もトレカの人気デッキとか探し回らされていますが、
見つけた時の相手の喜ぶ顔を想像しながら、探し回るのは、やりがいがあって、
安心して動けます。

私はどちらかというと、自分の為は慣れなくて不安です。

自分が欲しいものも、同時に人のために役に立たないかと理由を探してしまいます。

人の為を考える方が、自分にとっては純粋さに欠ける心の動き、のような印象があります。

自分にとっては勇気がいる、自分のためだけにスイスイ動ける人がかえって
無欲 に見えてしまうのです。





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