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秋の風

その色は
ピンク?オレンジ?
まるで 見知らぬ異国の町に飛び込んだように
きみは目をみはる
ひとみしりが 怖気づく
その鮮やかな世界にあとずさりする

その町は ふんわりとあたたかで
まるで 夢の国ようなのに

ねえ
どうしたら そんな色で描けるの?
尋ねても きっと絵描きは笑ってるだけ
花なら 薔薇園?
いや スウィートピー?の花畑?
笑うだけ

寂しいハチは 飛んでった

きみも 佇み そっと去ってくのか
ひとの集まるところは苦手だと いつも
苦笑いしながら
果てしない空を見つめながら

きみは そっと 去ってくのか

昏さが落ち着くという暗さ
いいさ
ここが落ち着くんだ
そういうきみの
海になりたい

  昔 noteデビューした時 ひとりの絵を描くひとに出会った。
元々おしゃれな絵を描かれるけど 最近 すごくビビッドなのに出会って
すくんだ。見たことない。あんな色彩。遠くで雷鳴が聴こえた。
高い 高い山。いつも遠くからしか見られない槍のようだ。


 



もし 心に留まって下さったら、、、本を出すと言う夢に使わせていただきます。