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リラ杯俳句に参加します。

待ち人をあきらめ歩く春の海

  待つことをあきらめたら 穏やかな海が広がっていた。
とぼとぼでもいい。歩き続けよう。
自分で歩く。その意思を柔らかく受け止めてくれる海の
穏やかさを思い浮かべながら詠みました。

再生の靴音聴けり路傍より

  春は 出発の季節。
足元で健気に咲く花々、名もなきその花や草たちのささやきが
私を強くする。
 歩きだそう。なにも後ろを振りかえることはない。
共に生きるものたちと歩けばいい。

あったかい
きみのポッケの春ひとつ

  隣にいるあなたのポッケに手を入れたら
あったかいものがあった。
  小さな春なんだ。


よろしくお願いします。


もし 心に留まって下さったら、、、本を出すと言う夢に使わせていただきます。