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暑さに強い男

若い頃から建設業に携わり、
夏の暑さは誰よりも体感してきたつもりだ。

夏は暑いのは当然だと年配の職人は語気を強める。
しかし、令和の暑さと平成の暑さと同じにしてはいけない。
温度の数値だけでなく、どうやらオゾン層破壊、地球温暖化、今の日差しをまともに喰らっては将来、
皮膚を痛める事になるだろう。

外仕事は暑くても長袖のシャツを通し、
水分、塩分を程よくとり、
日陰のない現場では休憩を多めにする。
当たり前の話だが、作業中は集中する為、
ベテランの人でも倒れる。
鼻血を出すのが初級クラスで、
泡を吹いて倒れるまでいる。
救急車を呼ぶのが恥ずかしいと思っている職人も中にはいるのだ。

私が思う、
暑さに強い男とは

常に自分の体調を知り、危ないなと思うと、現場から離れ休息を取る人である。

何より暑さに強い男は、必要以上に「水分」を取らない人だと、15年近く建設現場の夏を超えてきた、
俺の言葉には自信がある。

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