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ヒュージリーダーズデッキ紹介その2、巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス


はじめに


こんにちは。緑大好きコスプレおじさんの岩男と申します。前回は私の拙い記事を読んでいただきありがとうございました。早い物で前回の記事からもう1ヶ月が経過してしまいました。
前回とは違ったアプローチで緑のデッキが欲しくなった為、新しいデッキを作りましたので今回もご紹介したいと思います。前回の倍以上の文章量になってしまいましたが、またお付き合い頂ければ幸いです。



目次
なぜ新ヴォリンクレックスなのか?
気持ち良くなる為のプレインズウォーカー達
さらなる快感を!
残りのスロットを埋めるカードは?
マナ加速
お洒落枠と言う名の殺意
このデッキの弱点
最後に


デッキリスト
今回はヒュージリーダーズでPWの奥義を撃ちまくりたかった為、このようなリストで作成しました。また後々に解説致します。

巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス


なぜ新ヴォリンクレックスなのか?


今回の統率者は巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス。

初見時はなんでカルドハイムに!?と思いました。


トランプル、速攻

あなたがパーマネントやプレイヤーの上にカウンター1個以上を置くなら、代わりに、そのパーマネントやプレイヤーの上にそれぞれその2倍の個数のその各種類のカウンターを置く。 
対戦相手がパーマネントやプレイヤーの上にカウンター1個以上を置くなら、代わりに、その対戦相手はそのパーマネントやプレイヤーの上にそれぞれその端数を切り捨てた半分の個数のその各種類のカウンターを置く。
6/6


比較的最近の統率者であり、MTGアリーナで出現の根本原理からキオーラ、海神を打ち倒すやオニキス教授と一緒にこいつを見た人も多いのではないでしょうか?

その能力は自身のカウンターの倍化と対戦相手のカウンターの1/2化。そんなヴォリンクレックスを見た時、「そういえば我が家で倍増の季節眠っていたな…?」と思い出し、ヴォリンクレックスと倍増の季節の能力を確認。その後はプレインズウォーカーの奥義を片っ端から検索。
確認した結果、面白そうなデッキが作れそうと感じた為組み上げました。そうして出来たのがこのデッキでした。


カウンターばらまけー!


気持ち良くなる為のプレインズウォーカー達


ごきげんなプレインズウォーカー達を紹介するぜ!

原初の狩人、ガラク

ドローエンジンは昔の姿。今回はワーム即出しおじさん

獣の統率者、ガラク

あまり役に立たない。正直情で入れてる。

世界を揺るがす者、ニッサ

当時ハイドロイド混成体と同居したのは間違いだったかと。

レンと七番

0能力がヒュージでめっちゃ強い。奥義も役立つ。後述

解放された者、カーン

除去がないから入れた枠。この中で唯一即奥義出来ない。

精霊龍、ウギン

奥義も小マイナスも超強い。奥義で30マナ踏み倒すの気持ち良すぎだろ!!

こいつらと一緒に使って見たのですが、ヴォリンクレックスと倍増の季節で忠誠度カウンターがえらい事になりました。具体的に言うと2回奥義撃てるくらい忠誠カウンター乗ります。
詳しくは解説していらっしゃるサイトがあったので読んで下さい。


さらなる快感を!


これらで奥義を撃ってドローなりライブラリー圧縮なりで掘り進めて行き、最終的には原初のうねりでライブラリーのパーマネントを全部出して記念碑効果で速攻付けて全員を殴って勝ちます。

原初のうねり

さすが10マナだけあって効果はド派手。

残りのスロットを埋めるカードは?
当然原初をうねる為にはパーマネントカード以外は採用出来ません。その為監視リスト入りの強カード、セルヴァラの暴走等は使えません。なのでマナ加速や殺意は別の手段で用意する必要があります。その手段として採用されたカード群がこちら。

マナ加速
野生の魂、アシャヤ
豆の木の巨人
シェフェトの大トカゲ
大狸
絢爛のベヒモス
ウルヴェンワルドのハイドラ
ニクス咲きの古きもの
飢餓の声、ヴォリンクレックス

ケイラメトラの指図

世界を揺るがす者、ニッサ
レンと七番

古えの墳墓
邪神の寺院
無限地帯
地形形成装置
宝石の洞窟
ヒッコリーの植林地
ギャレンブリク城
ニクスの神殿、ニクソス
大体いつものメンバー。

特筆すべきは2つ。

1つ目はウルヴェンワルドのハイドラ。

スタンではカンパニーにボコられ続けた哀れな子

大体ただのランパンなのですが、木霊&原野(or上陸ベイロス)コンボを一応入れてあるのでギルド無しの公共地をサーチすればクッッッソ薄い確率ですが無限トークンをする可能性があります。
私は大抵忘れています。


2つ目はレンと七番。

六番はレガシー出禁。モダンもそろそろかな?
今のうちにいっぱい使っておいた方がいいんでないかい?


こいつは即奥義枠の中ではハズレ枠と思っていたのですが、驚く程有用でした。
まず±0能力。これがヒュージにおいて重要なマナ加速で、手札次第で7〜10マナへのジャンプアップが見込める能力。特にこのデッキにおける10マナはゴールとなる為、レン七を使う上で最重要能力でした。
そして+1能力。根囲いはそれほど重要ではありませんが、ヴォリンクレックスと倍増の季節が揃った時の忠誠度の増え方が非常に凶悪。何故か+4増えるので奥義の2ターン後にまた奥義が撃てます。
更に奥義。うねる関係上墓地のカードは全てパーマネントの為、手札補充手段としてかなりの有用性を誇ります。
総じて全て優秀な能力となり、かなり汎用性のあるPWです。


お洒落枠と言う名の殺意

深き森の隠遁者

忘れがちですがリスのロードです。

はじける子嚢

スタンで使った経験がある人は同年代。


続いては浮きスロットの穴埋めカード達。隠遁者は孔蹄のベヒモスを素引きしてしまった場合の下準備。倍増の季節込みで8体のリスと隠遁者が並ぶ為全員に+10/+10トランプルが入ります。初見ではただの趣味カードと思われる為、対してヘイトを買わない所や消散カウンターも倍化する為場に残り易い所もグッド。

知っている方も多いかと思いますが、はじける子嚢はヴォリンクレックスと合わせた時は殺意の高まり方が尋常ではありません。7個も取り除けば21/21が14体出る計算となり、容易にエンドカードとなります。

返しのターンでほぼ勝てますが、ターン帰って来るまでにヘイトがえらい事になるのは注意。
※余談ですが、私がメインで遊んでいる卓が5人卓なので通常の卓より殺意を高める必要があるのでオーバーキル気味に作られています。


このデッキの弱点

良くも悪くもランプコンボ気味に構築されている為、アグロデッキ(私の前回紹介したゼナゴスとか)には脆いです。また、これもランプの宿命ですがマナ加速をし切れない場合ただのサンドバッグになりかねません。
また、うねりを撃つ際にも注意点があります。それはグレートヘンジの取扱いです。グレートヘンジはドロー誘発が強制の為、空の山札にドローを強制され自爆死します。
それを回避する為の白金の天使ですが、誘発スタックで場を離れるだけでも敗北ですのでこの2枚の取扱いには注意して下さい。


うねりに辿り着く為に必要なマナとドローを供給してくれる良カードかと思いきや…
裏切ったなああああ!!!


最後に

前回以上にめちゃくちゃ長くなってしまいました。しかし倍増の季節で即奥義は本当に気持ち良いプレイなので皆さんもウギンで30マナ踏み倒したり、ガラクで6/6のワームを12体くらい出したり、子嚢で20/20を16体出したりして相手を悶絶させてあげて下さい。
それでは素敵なヒュージライフを!

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