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人生初散々合コン体験&コロナ禍の格差を体験した話

婚活前、コロナ禍以前、たしか三十路に入ってなかったぐらいの話。これは婚活前日譚のようなもの。

前職で試用期間で即解雇されて怒りの転職活動。運良く次の職場に入れたばかりの時に、前職の歳下の同期から連絡があった。

「お元気ですか?よかったらまたゴハン行きませんか?」

歳下とはいえ同期だったし気も合ってたのでタメ口で現況報告。前職は結局、気性が激しすぎるディレクターの元で人の入れ替わりも激し過ぎて、同期も一年で転職したという。

「それでね、恋活しようと思って!これからいろいろ合コンしようと思ってて、よかったら誘ってもいい?」

と声をかけてくれたから二つ返事で「いいよ!ありがとう!楽しみ!」と答えた。

有言実行な彼女は、次の月に早速居酒屋合コンのお誘い連絡をしてくれたので、退勤後に参加することになった。

ところで私は人生初の合コンとなる。
大学生はやっていたが、小さい大学で、サークル活動があまり盛んではなかったし、交友関係も狭かった私は合コン経験0だったのだ。

そして最悪の条件が重なった。
奇しくもその前日は有給で箱推しのグループのコンサート、しかも良席。

顔面偏差値100が双眼鏡を使わなくても見える!見えるぞォォ!!というスペシャルプレシャスファビュラス体験を引きずったまま一般男性合コンに出席したら

結果はわかりますね?

お相手がみんなジャガイモに見える。いや、ジャガイモは美味しい。(だが居酒屋のポテトはボソボソで不味かった)

前日のライブで目がフォアグラのごとく肥えまくった私は参加した一般男性にときめくことができなかった。

挙句、近くに座っていた女の子とソシャゲの話が1番盛り上がった。最愛キャラも一緒だったので、ソシャゲでフレンド登録をしたのが1番の釣果だったと言える。

こういうのがいいんだよ、こういうのが…

二次会にカラオケも行き、そのあとすぐに何人かからLINEが来たが、当たり障りのないやりとりで終わった。

そうして次の合コンはちょっと間をあけようと思い、次の合コンのお誘いは仕事をダシに欠席した矢先にコロナ禍がジワリジワリと生活を侵食していつしか合コンの誘いも同期との連絡も途絶えた。

連絡をしなくなった同期のLINEトーク画面もどんどん下に下がり、存在も彼方に薄らいでいた。

コロナ禍もある程度落ち着いてきた頃に、連絡しないLINEアカウントは非表示にしておこうと友達一覧を開くと、彼女のアイコンは幸せそうなカップル似顔絵イラストに変わっていた。

というか無慈悲にもみんな知らない間に赤ん坊のアイコン増えてない?

その間にマチアプで出会ったセフに神経すり減らされ希死念慮でいっぱいだった私、バカくそウケるしかねぇ!!!(その話はまたいつかね)

とにかく、同期の彼女はコロナ禍でもパートナー探しをコツコツとやってきてたんだろう。
素直に尊敬する。お幸せに。子育て組も頑張ってね。

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