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とにかくエグい交通事情#1
私が3月に滞在したのは、主にバンガロール、今風に言うとベンガルールなのだが、空港に到着してまず面食らったのが、その交通事情のエグさ。
これは、恐らくインドに来て、真っ先に受ける洗礼だと思うので、とりあえずここから話そうと思う。
空港のイミグレーションを通過して、預けた荷物を拾ってゲートを出て、現地の事業所が手配してくれた運転手さんにクルマまで案内してもらって、いざホテルへ。この時の時間は午前1時過ぎ。
車に乗り込んでホテルまでの時間を聞くと、大体1時間弱とのこと。運転手さん、ここではPさんとしておく。空港付近は、深夜にもかかわらず結構車の量が多い。そんな中を、Pさんは実に滑らかに車を走らせている。
でも、そのドライビングテクニックは、ちょっと日本では考えられない種類のスキルだったりする。
まず、とにかく追い越す。走行車線とか追越車線とか、しまいには路肩も使ってグイグイ追い越していく。というのも、恐らく走っているのは高速道路と思しき片側二車線道路、そこをびっくりするぐらい遅いクルマが走っている。それも結構な台数。だから、グイグイ抜いていかないと、その遅いクルマに引っかかってしまうのだ。
だから、Pさんだけじゃなくてみんな速いドライバーはグイグイ、遅いドライバーはヨタヨタ、明らかな過積載トラックはノロノロと、同じ道路を走っている。時々ヒヤッとするけど、それでもPさんは安定して走ってくれるので、長旅疲れに勝てずに途中で少し眠った。
ホテルに着いてドライバーさんと明日のピックアップの予定を決めてお別れ。
僕らは、会社が予約しておいてくれた、ひと月ほど滞在するホテルにチェックインするためホテルに入った。
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