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新たなデキるオトコの登場

週末は、本当にメンタル大丈夫かと思うぐらい外に出たくなくて、歩いて数百メートルのスーパーですら行きたくなく、なんなら日曜日は敷地内にあるジムにすら行きたくなくなってしまった。

ひたすらホテルの部屋に篭ってスマホでゲームやってるか、会社パソコンの会社内ネットワークを切ってYouTubeとか観てるか。残念ながら、アマプラとかTverとかNHK+とか、日本を懐かしんで(笑)楽しめそうなコンテンツは悉く国境を越えることができない。なので、YouTubeは結構貴重な存在だったりする。

ともかく、これほど外に出たくなくなってしまうと、必然的にホテルの従業員さん達と接する機会が増えてくる。
そうなると、ホテルの中で頑張ってくれてる人が何となく親近感が湧いてくる。

例えばレストランだと、いつも受付で部屋番号聞いてた眼鏡っ子がそのうち顔パスで案内してくれたり、いつも気にかけてくれるお兄さんは、何も言わなくても朝はマサラチャイを出してくれる。

そんな中で、永遠の課題だった日々の洗濯物を機転を利かせて持って行ってくれる、まさに救世主のようなお兄さんが、ごく最近現れた。

土曜日の昼に部屋を出た私は、すぐ近くで部屋の掃除の準備をしているお兄さんがいるのに気がついた。彼は私に気がつくと、何時に帰ってきますか?と聞くので、午後3時ぐらいかな、と答えると、じゃあその時間までにやっときますね。
あ、僕xxxと言います、いつもこのフロアやってます!何があったら言ってください!と張り切っていた。

若干勢いに押されつつ、そう言えば…と洗濯物をまだ出していないなぁって話を彼にすると、りょーかいです!とばかりにサッと居なくなって、サッと箱を持ってきた。これに洗濯物を入れてくださいね、と。
せっかくなのでお願いすると、夕方にちゃんと洗濯物が戻ってきた。

日曜日も、朝ベルが鳴るので出てみると、ランドリーありますよね?ときた。
あるよーと彼に渡して、夕方前に戻ってきた。
えらい順調じゃん。

で、今日。
ランドリーバッグを頼む時間がなくて、仕方なく、と言いつつもしかしたら持って行ってくれるかなぁと思い、昨日洗濯を終えたシャツなどが入っていた箱に洗濯物を入れておいたら…洗濯終わって畳んで箱に入っていた。

ん、できる!このお兄さん。

今日の洗濯物はまた箱に入れておけば、恐らくは明日また回収してくれるだろう。
今度いつ担当替わっちゃうか分からないから、渡せる時に多めにチップ渡しとこう。

五つ星ドライバーのPさん、会社で絶妙な熱さと甘さのチャイを出してくれたチャイおじさんに続き、新たなデキるオトコの登場で、私のインドライフはワンランク快適度がアップした。

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