見出し画像

12月2日 初日からザ・インドに振り回される

昨年の11月に決まったインド出向、いつまで経っても話が進まずダラダラと日にちは過ぎてしまい、2回の一か月出張の後もまた予定がコロコロ、最終的に自分で日にちを決めてしまい、ようやく渡航の許可が下りたのが10月の中旬。

そこから、ビザの取得やら引っ越しの準備やらなんやかんややっているうちに、あっという間に11月も終わってしまい、ついに渡航日 12月2日がやってきた。

セントレアからシンガポール航空に乗り、チャンギ空港経由で目的地のチェンナイへ。
旅程はすこぶる順調、トランジット先のチャンギ空港でも早めの夕飯を食べたり空港内を散策したりして、比較的あっという間に次の便の搭乗時間となり、少しのディレイで出発、チェンナイ空港にもほぼ定刻で到着した。

シンガポールのチャンギ空港でフォーを食す

と、ここまでは順調。なぜなら、ここまではインドではないから…。

さて、空港に降り立つとまずちょっと構えてしまうのがイミグレーション。
今回はワーキングビザ持ちなので、どこの窓口に並ぶんかなあとか考えつつ、とりあえず適当に左から二番目の列に並んでみる。
列を見ると、一番左の列の前にカウンター、その隣が僕らの列で、列の真ん前ではなく斜め前にカウンター。さらに我々の右隣に列ができて、その先には…ない。
その人たちと、我々の斜め前のカウンターを共有することになっていまい、時間がかかること甚だしい。
まあ、この辺いかにもだなぁと思いつつ、待ってる間にほかのカウンターが空いたので、そちらで手続き。

手続きに手間取るかと思えば案外さらっと終わってしまい、お、これは比較的早く外に出られるかな、と油断したその先に、早速やられてしまった。
ザ・インドなトラブルが!

預け荷物をピックアップするために例のグルグルベルトコンベアーの前で荷物を待つ。イミグレで少し時間がかかったからもうバッグ出てきてるかなと思ったら、まだまだたくさんの人が荷物待ちの様子。
見ていると、しばらーくしてバッグが数個出てくる。その後またしばらーくして、また数個、またしばらくの間…
いつなんよ!いつドバーッて出てくるんよ!

結局、ベルコンの前で待つこと45分、ようやく一つ目の荷物の大型キャリーバッグを回収し、後ろに置く。
バターン!とカバンが倒れている。 ん?なんで??

キャリーバッグの車輪が一つ丸ごとなくなっていた。
はぁー、これ窓口で証明書作ってもらう案件やん。
仕方なく、もう一つのバッグを回収し、航空会社の荷物サービス窓口へ。

窓口には、老夫婦の先客が一組、私とほぼ同じタイミングで来た若者一人。
私は老夫婦の対応をしている担当者に、ここで待ってて、と言われおとなしく待つ。
隣で、同時に来た若者が手続きを始める。彼は荷物が出てこなかったらしい。彼は書類にテキパキと情報を書き込んでいく。
一方目の前の老夫婦は…一向に進まない。

そのうち、別の若者、ヒジャブを着た女性、恰幅のいいおじさんが次々にカウンターにやってくる。なんだか良くわからないが、その人たちも書類をもらったり、受付の人と話したり。
えーっと、ずっと待ってるんですが。
おれまだじゃん!と怒ると、何故かそこから受付スタート。時間はかかったものの、なんとか書類はできた。
イミグレを通過してから2時間半、時間は夜中の12時40分。

夜中の1時近くなのに人がいっぱい

精魂尽き果てて、会社の人事のお兄さんに拾ってもらってなんとか住居に到着。
荷物の整理とかしたいところだけど、とりあえずその日は寝ることに。
なのに寝るとことはこんなだし…。

どーいうセンスでドラえもんやねん!
しかもみんな顔色悪いし

初日というか、むしろ第0日目からザ・インドを満喫する、まさに前途多難な始まりとなった。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?