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「天風の剣」について、登場人物、設定など。(第135話あたりまで)

こんばんは!
トップイラストは、長次郎先生にまたまたココナラさんにてご依頼して描いていただいた、キアランです😍💖かっこいい~!!!✨😆💖

長編の「天風の剣」、ちょっと人物やら背景やらまとめたものがあったので、記事にしてみます。
※こちら、読んでいただかなくても、全然構いません~😆💦


【世界】
主に、人間、魔の者、高次の存在という三種類の種族でバランスを保つ世界。
百年に一度、星々の配置により、「空の窓が開く」という現象が起こる。
それは、エネルギーがとても不安定になる時期。
魔の者は、その「空の窓が開く」状態を狙い、世界のすべてを掌握しようとしている。
「空の窓が開く」状態を元に戻すには、人間の「四聖」の祈りが必要となる。
人間は、百年ごとに祈りを捧げ、世界の均衡を守り続けている。

【人間】
魔法使いや魔導師といった、魔法を使う人間も普通に生活している。
◆四聖
人間の中には、「四聖」という聖なる力を持つ者四名が常に存在する。
(四聖の特殊な力とは、空の窓を閉ざすための祈りの力のみ)
四聖の一人が死ぬと、その瞬間、必ず世界のどこかで新しい四聖が生まれる。(四聖は常に四人)
世界中に「守護する者」という四聖を守る使命を持った人々がおり、彼らによって四聖は魔の者から守られる。
◆守護する者 使命を持った者が生まれてくる他、守護する者の一族という特殊な家系もある。

【魔の者】
動物のような怪物と、知能の高い人間型の姿で活動する者、大きく二種類に分かれる。人間のような姿で活動する者も、怪物のような真の姿というものがあり、その形状は個体によって大きく異なる。
人を襲い、同族同士の争いも好む好戦的、攻撃的な種族。人間を襲って食べることも。
急所を破壊しない限り、倒すことはできない。急所は、個体によって異なる。
真逆のエネルギー同士の高次の存在との衝突は、世界の破滅をもたらすとし、元来破壊的な魔の者であっても、タブーとされている。(本能的に避けるのが通常)
魔の者と高次の存在は、互いに干渉を避けているのが常である。
人間でいう四聖に当たる、四天王という特に力の強い四体が存在する。
四天王には、四聖を守る「守護する者」のように、従者という存在がいる。
◆四天王
四聖のように、常に四体存在する。魔の者の、四つの頂点。しるしとして背に漆黒の四枚の翼がある。
四天王が死んでも、新たな四天王が誕生するため、四天王を倒すこと自体には意味がない。(常に四体)
四天王は生まれついてなるものではあるが、四天王を倒した魔の者も、四天王のエネルギーを受け継ぐように、四天王に変わる。
◆従者
四天王を守り、四天王の命令に従う、使命を持った特別な魔の者。しかし、主人である四天王を殺して自分が四天王になろうと、虎視眈々とその座を狙っている者も少なくない。
通常の魔の者より、従者のほうが強い力を持ち、格上である。

【高次の存在】
世界の均衡と秩序を重んじ、魔の者が破壊し荒廃した場のエネルギー調整を密かに行っている。金色の光を帯び、美しい容貌、純白の翼を持つ。
人間と魔の者、その中立的立場をとることを考えており、人間の前にほとんど姿を見せない。
個人の意思より全体の意思、といった感じでひとりひとりが基本無個性だが、例外もいる。
◆翼を持つ一族
純白の四枚の翼を持ち、彼らだけが四聖を守護する一族と交流がある。高次の存在の中で、四聖、四天王にあたる特殊な存在。

【キャラクター】
・キアラン 主人公。右目が金色、左目が黒色。とある村の女性に育てられ、実の両親を知らなかった。父が四天王、母が人間であることがのちにわかる。
四聖を守護する者の一人。

・アステール(天風の剣) キアランのそばにあり、ずっとキアランと共に過ごしてきた剣。四天王であるキアランの父、人間であるキアランの母、それから高次の存在のカナフによって創られた。魂を持つ。キアランが意識を失ったとき、美しい青年の姿で現れた。

・アマリア 魔法使い。四聖を守護する者の一族。キアランの恋人。

・ダン アマリアの兄。魔法使い。武術の達人でもある。

・ライネ 拝み屋をやっている魔法使い。四聖を守護する者であると知らされる。

・ソフィア 女剣士。四聖の一人である妹のフレヤを守るため、剣の道に進んだ。ダンの恋人。四聖を守護する者。

・ルーイ 四聖。魔法使いの少年。天真爛漫な彼のおかげで、孤独に閉ざされていたキアランの心が開いていく。

・フレヤ 四聖。姉のソフィアと正反対の印象だが、芯が強い。姉妹とても仲がいい。

・ニイロ 四聖。キアランたちと違って、海を渡った先の国に生まれたため、キアランたちと異なる言語を使う。四聖である自分を狙って集まってくる魔の者に殺される犠牲者が出ないようにと、体を鍛えて強くなり、無人島に一人で暮らしていた。

・ユリアナ 四聖。魔法を重んじる国であるエリアール国に生まれ、大切に守られてきた女性。

・テオドル ユリアナを守る守護軍に属している剣士。ユリアナとは相思相愛だが、鈍感なため気付いていない。シトリンと従者に仲間を大勢殺され、シトリンとその従者に憎しみを持っている。四聖を守護する者。

・オリヴィア エリアール国最高位の魔導師。女性。ライネと想いあっている。

・シルガー 魔の者。もともとは、キアランたちの命を狙っていた。好奇心旺盛で人間社会を気に入っており、四天王の血が流れるキアランに興味を抱く。キアランたちと接しているうちに、絆が生まれ、心強い仲間となっていった。主な攻撃は衝撃波と炎の剣。

・花紺青 キアランの父、四天王ゴールデンベリルの従者だったが、今はキアランの従者。(と勝手に決めた)キアランより年上だが、魔の者としては少年であり、少年の姿をしている。物体を自在に操ることができる。

・オニキス もともとは普通の、しかし大変力の強い魔の者だったが、キアランの父を殺し、四天王となる。キアランの実の母をも殺した、キアランの宿敵。

・赤目 誇り高き従者。オニキスと出会い、オニキスの従者となる。イヌ科の動物を支配下に置き、操れる。

・シトリン 四天王。少女の姿をしている。四聖が好きで、四聖を友だちとしてコレクションしようとしていた。現在は心強い味方。アマリアとライネに魔法の杖となるものを与える。

・翠と蒼井 シトリンの従者たち。シトリンを主人として敬愛している。それぞれ、ダンとソフィアに魔法の杖、盾、となるものを与えた。

・パール 四天王。深海で生まれた。食べることが行動原理であり、禁忌を破り高次の存在を食べ、異常な強さを手に入れていく。人間の姿の時は、美しい青年の姿。急所は尾びれの付け根で、人間の姿の時足首にあたる。ダン、アマリアきょうだいの両親と親族も犠牲となった。

・アンバー 四天王。キアランに、キアランの父について教える。人間の仕立てた服がお気に入り。彼の中には揺るぎない美学があるらしい。

・白銀と黒羽 アンバーの従者たち。白銀が白髪白髭の老人の姿で、黒羽は妖艶な美女。
どちらも主人であるアンバーを慕っている。

・カナフ 高次の存在。キアランの父、ゴールデンベリルの親友。キアランを守ろうとしている。

・シリウス 翼を持つ一族。キアランたちに好意的であり、協力をしていこうと考えている。

◆百年ごとに生じる「空の窓が開く」という現象は、魔の者と人間の大きな戦いを招くもととなっていた。キアランの父、ゴールデンベリルは、世界の安定のため、空の窓を永遠に閉ざすことを考えていた。
そこで、閉ざす鍵となるように、自分と高次の存在であるカナフと人間であるキアランの母という三つの存在の力の融合、天風の剣を創る。
天風の剣とは、空の窓を永遠に閉ざすためのものであり、その使命を果たせば天風の剣に宿った魂は消滅、普通の剣となる。


ほんと長いお話です。
(こちらでは連載中ですが、物語は完結してます)
最近、恐ろしいことに気付いたのですが、「空の窓が開く」という一日の話を60話くらいかけて書いてた……!!! 我ながら、驚きましたよ……😆
 


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