【私が好きなスロベニアの料理3選】スロベニア生活のあれこれ⑩
こんにちは。スロベニアの首都リュブリャナにいます、きなこです。
今日は私が個人的に好きなスロベニアの料理を紹介したいと思います。
と、この記事を書こうと思って改めて思ったのは、
私は和食やアジア料理が大好きで、ヨーロッパ料理はあまり好きではありません!笑
肉料理も、じゃがいもも、パンも、あまり好きではないんですよね・・・。加えて、甘いものやスイーツも苦手ということもあり、「ヨーロッパは料理おいしい!!最高!」とは今でも全然思っていません。
料理がおいしいかどうかという問題はなく、もともと私が偏食ぎみで食の好みが偏っているんだと思います。トホホ
そんな私ですが、スロベニアの料理ではっきりと「これは好き!」と言えるものが3つあるのでご紹介します。
【①Goveja juha ゴベヤ ユハ】
1つ目は、Goveja Juha(ゴベヤ ユハ)。
牛肉と野菜のコンソメスープです。
このスープはスロベニアの伝統的なスープで、牛肉の塊と野菜をコトコト3時間くらい煮て作ります。食べるときは、中にパスタを入れたり、味のない(?)揚げ玉を入れたりして食べます。
スロベニアでは日曜日は、Nedeljsko kosilo(日曜日のランチ)といって、家族みんなで伝統的なスロベニア料理を食べる人が多いです。
その日曜日のランチに必ず出てくるのが、この牛肉と野菜のコンソメスープです。
我が家ではランチは13時ごろですが、義母はいつも9時過ぎからこのスープの準備を始めています。じっくりコトコト煮たコンソメスープは旨味にあふれていて、優しい味で、絶品!!いつもスープをお代わりしています☺
伝統的な家庭料理ですが、レストランのスープメニューの定番でもあります。とってもおいしいので、スロベニアのレストランに行ったときはぜひ食べてみてください💛
【②Ričet リチェット】
2つ目は、Ričet(リチェット)。
角切りベーコン(またはソーセージ)ともち麦のスープおかゆです。
このおかゆは冬に食べる煮込み料理の1つで、私の夫が唯一(?)ちゃんと作れるスロベニア料理です。
もち麦を浸水させた後、人参、ベーコン、豆などの具を加えてぐつぐつ1時間くらい煮ます。
味付けは、スパイス、塩コショウ、少しのケチャップ。
ベーコンの旨味がおかゆのスープに染み出ていて、とってもおいしいです!
具だくさんなので満足感も◎
レストランでは夏の時期には提供がなく、冬限定のメニューになります。
【③Čevapčiči in repinja チェバプチチ、レピニャ】
3つ目は、Čevapčiči in repinja(チェバプチチ、レピニャ)。
棒状のハンバーグと、ピタパンです。
スロベニアの伝統料理というよりはバルカン地域で広く食べられている料理のようですが、スロベニアでもバーベキューの時には必ず食べられています。
ハンバーグはひき肉とスパイス(パン粉などのつなぎは入れない)の味付けなので、肉肉しいです。ピタパンには、肉を焼くときに出た油をしみこませてあるので、こちらもとってもジューシー!
お好みで、Ajvar(アイバル)というパプリカのソースや、Kajmak(カイマク)というチーズ?クリーム?を付けて食べます。
最近リュブリャナのセンターとBTCにČevapčiči専門のチェーンのレストランがオープンしました。
2024年7月現在、ČevapčičiとRepinjaのハーフサイズ(5本)のセットで5.6€!
これはスロベニアのレストランにしては結構安いと思います!
1度食べてみましたが、とってもおいしかったです☺
ハーフサイズでも、腹8分目と言う感じで、量はちょうどよかったです。
逆にČevapčičiが10本ついてくるレギュラーサイズは私は食べきれないと思います💦
手軽な価格でČevapčičiが食べられるので、こちらのレストランはおすすめです☺
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今回は私が好きなスロベニアの料理を3つ紹介しました。
少しでも参考になれば幸いです。
余談:
週末に海へ行ってきました!
海と言えばクロアチアというイメージもありますが、スロベニアにも海があり、実は結構きれいなんですよ☺
今回行ったのは、Piranの近くにあるFiesaというビーチです。
リュブリャナからだと渋滞がなければ、車で1時間半くらいで着きます。
水も透き通っていて、冷たくなく、波も穏やかでとても気持ちよかったです。
私の実家から行ける距離にはこんなにきれいな海がなかったので、スロベニアできれいな海を楽しめるのはラッキーだなって思います。
お読みいただきありがとうございました。
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