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お茶濁しな過去日記-1

本格的にここに書くネタが枯渇した今。昔、カリブ海に浮かぶセントマーチン島というトコに行った時の旅日記を某Mixiにうpしていたことを思い出しまして(大嘘)。それをこっちに加筆転載しちまえ!となった次第です。今からもぅ14年も前の事。当時と今では色々と事情も変わってますが、当時の旅日記としてご笑覧頂ければ幸いです。変わった事情については別途何処かでご説明する事にしまして、以下転載分をお送りします。一部内容を変えてますけど、その点はご容赦を。

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ラウンジでマイミクのHさんとあれこれ話をしていたら、定刻よりも少し遅れて搭乗開始の案内が流れました。Hさんはマイミクな社長さん。今日これから別便でロンドンまで修行の旅に出向くのです。お互いに良い旅になりますように…なんて挨拶の後にHさんからは
「メールでゲートピンポンあったかどうかを送ってね」
と言われました。
(内心、フンだ!あるわけねーじゃん、どうせエコノミーだよ…と思っていたのはゲンジューにナイショ)。

さて、ラウンジを後にして出発ゲートに向かいます。出発ゲートには既にズラーっと長蛇の列が出来ていましたが、私はこれでもエロくてメタボなANA-DIA会員。
(註:当時はANAのDIAMONDステータス保持者でした)
行列の「せ」の字もない(元々ないって)スターアライアンスゴールド会員様優先搭乗口に出向いて、サックリと搭乗口を通過します。さぁ運命の瞬間!(大袈裟)。搭乗券とパスポートを係員に渡し、係員がゲートにバーコードを読ませたところ
「ピンポン」
と音がしてゲートに赤いランプが点灯しました。係員氏曰く
「ハゲメタボさま、座席調整の為に座席が変更になりました。新しい搭乗券をお渡ししますので、こちらへ…」
と言われて、搭乗ゲートの直ぐ隣にあるカウンターへ。
(ほほぉ、これはプレエコ(プレミアムエコノミー)へアップされたか…)
と内心ウッホウッホしていたら(お前はゴリラか?)、

係:「ハゲメタボさま、今回お連れ様はいらっしゃらないですか?」
私:「はい、一人です」(この後に独身ですが…と付け加えてネタにしようとしましたが自粛)
係:「承知致しました。えー、新しいお座席はこちらにて御用意致しました」
と言われて出てきた搭乗券には、燦然と輝く”C”の文字が!




私:「え゛っ、ビジネスですか!」
係:「はい、そうです」
私:「この席って窓側ですよね?」
係:「はい、そうです。何か問題がございますか?」
私:「いえいえ全然!うわー嬉しいです。とっても助かります」
なんてやり取りの末にゲットしたのはこちら。前方窓側のビジネスクラスでした♪。チェックインの際、カウンターのおねーさんとの会話の中で、窓側全然OK牧場ですから!と念押ししておいたのですが、それが良かったのかも知れません。いやー、窓側原理主義者で良かった

さぁ、こぅなったら急いで勝利の報告をしなくては(笑)。ゲートを通過後にイソイソとケータイを取り出して搭乗券の”C”の部分を撮影してHさんに完全勝利の報告をし(笑)、ケータイの電源をオフった後に喜び勇んで(笑)自分の座席へ向かいます。飛行機に乗ってみると、私の隣の席には同年齢に見える御婦人がお座りでしたが、離陸後ベルトサインが消えたら通路を挟んで反対側に移動されました。エロエロなビームは出してなかったんだけどなぁ(苦笑)。

飛行機は定刻にはドアクローズ、プッシュバックされて滑走路に向かいます。が、滑走路には離陸の順番待ちの行列が既に出来ており、数えていたら私が乗った飛行機は9番目(間に2機の着陸機がありました)となりました。20分程待たされてからRw34Lを重たそうに離陸し、暫く制限高度の7,000Ftで飛行した後に右に旋回。推定ですが、上昇をしつつ銚子市の上空辺りを通過してから左に旋回、一路北米大陸への航空路に向かいます。離陸後20分ほどでベルトサインがオフになり、ウェルカムドリンクでシャンパンを貰い、次にお食事の選択です。暫く食べられないので今日は和食をチョイスしました。
合わせる飲み物ですが、最近シャレにならんくらいアルコール耐性が落ちてきたので、大人しく冷たいお茶を選びました。モシャモシャとサラっと完食。気持ち薄めな味付けで美味しゅうございました。パフェを食べた後に、ナニか足りなひ…ということで、欧米線名物のスーパーチーズバーガーにお越し戴きまして。こちらもサラっと完食。ごっつぁんでした。

ここで急激に睡魔が襲ってきたので、窓際のシェードを全部下ろしてお昼寝の体制へ。このとき、日本時間で午後3時前になっていました。おやすみなさい。

音楽を聴きつつウトウトすること3時間ほどで目が醒めました。飛行機は日付変更線を既に超え、北米大陸の沿岸を飛んでいました。折角目が覚めたのですが、その後暫くボーっとして音楽聴いたりビデオ見たりしてたのですが、マズは目覚めのナニかを貰わなくては。メニューとにらめっこした結果…。中華丼とうどんをいただきまして、とどめに紅茶(ストレート)と冷たいお茶を頂きました。
実は、これをサーブしてくれたCAさんが、長澤まさみを大人っぽくした感じで壮絶に美しい人でした。思わず文通を申し込みそうになりましたが、エロメタボなおぢさんにはきっと興味ないだろうと思ってグッと我慢(ヲイ)。

さて、お茶と紅茶を飲んだ後にさらに音楽を聴いてボーっとしていたら、飛行機はミシガン湖を横断してワシントンを目指すルートへ。地上を見たいのだけど、残念ながら厚い雲に阻まれて見ることが出来ませんでした。さて、旅もとうとう終盤戦。眠気覚ましにコーヒー飲んで目を覚まします。


途中、降下の際に揺れる恐れがあるから…とベルトサインが一度点灯したものの、大きく揺れることはなくそのまま高度を下げていき、一度ベルトサインが消えて10分ほどしてから最終の着陸態勢へ。今日は北側から空港へアプローチしてそのまま南に向いてランディング。到着スポットは定位置となっているB43でした。

…これで第一部完了です。宜しければ、次回もお待ちください。

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