論理と連想
論理であること、もしくはただの連想であることの違いはどこにあるのだろうか。
僕は先日、散歩をしていてコンビニの前で寝ているおじさんがいた。おじさんの横にはワンカップ大関というお酒が置いてあった。だから僕は、「このおじさんは酔っ払ってコンビニの前でねているんだな」と考えてその場を後にした。
しかし家に帰って、ふとあることが気になった。それは、僕はどうしておじさんが酔っ払って寝ていると確信したのだろうか?ということだ。
寝ているおじさんの隣にお酒があるから、そのおじさんは酔っ払って寝ている、が正しいとは限らないの。もしかしたら寝ているところに誰かがお酒を置いた可能性など、いろんな可能性があり得るからだ。
僕のしたことは論理ではなく連想である。なので、おじさんは酔っ払って寝ていたではなく、おじさんは酔っ払って寝ているの「だろう」が正しい。
おじさんがなぜ寝ているのかを記述するためには、事実を知らなければならないだろう。その事実を知っていることが論理であり、事実なき論理は連想であろう。
ただ、事実に基づかない、論理的に正しいことはあるし、推論なんてものもある。僕はそれらも連想と同じ類なのではないか?と疑問が湧くが、わからなくなってくる。
論理とは、そもそも一体なにを指すのだろうか。今までなにも疑わずに通りすぎていたが。
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