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イベントストーリー14『三姫神襲来~無慈悲なる鉄槌~』前編

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ガルダ国は新たな三姫神、ヴォルテーヌを呼び出した。
協力を仰ぐヘルバードだったが、ヴォルテーヌは近郊で発生している電磁波の影響を受け、苛立っていた。
電磁波の発生源は、スタインツ魔導研究所であるのかもしれないとヘルバードが語ると、
ヴォルテーヌは研究所を破壊するため、一人で飛び出して行く。


ヴォルテーヌ
「ぐ!ぐぐぐ・・・なんだこの不快な電磁波はっ!!」

ヘルバード
「・・・電磁波?」

ヴォルテーヌ
「イライラするっ!!我を呼び出したのはお前かっ!お前の名は!」

ヘルバード
「ははっ!ガルダ国所属。暗黒輝士団団長のドズール・ヘルバードでございます。」

ヘルバード
「グランがこの空域にあるとの情報を入手したので、三姫神であるヴォルテーヌ様にもお伝えせねばと思いまして。」

ヴォルテーヌ
「ふん。オーフェルの復活はお前たちの手など借りなくとも可能だ。」

ヴォルテーヌ
「ぐ!しかし、なんだこの不快な電磁波・・・この電磁波はどこからだっ!!」

ヘルバード
「電磁波?」

ヘルバード
「あぁ、たしかこの近郊に中立のスタインツ魔導研究所があり、そこでは魔導兵器の研究を行っているとの話がありますので、そこからの電磁波かもしれません。」

ヴォルテーヌ
「スタインツ魔導研究所?それが我をここまで不快にさせている原因かっ!!」

ヴォルテーヌ
「くっ!イライラするっ!!」

ヴォルテーヌ
「お前たちはここでちょっと待っていろ。我の鉄槌とイカヅチで消し飛ばしてくれるわっっ!!」

ヴォルテーヌ
ビリビリ!!バシュッ!!!

そう言うと、雷を纏いながら一瞬にして飛び立っていった



ところ変わって、同空域近くを進行する輝竜艇

フェアリス
「ふぁぁぁぁ~。あぁ平和だねぇ~こんな日もあるんだぁ~ねぇ~」

サーシャ
「おいおい。気を抜きすぎだぞフェアリス。」

フェアリス
「だってぇ~~やること無いんだも~ん。常に気を張ってるから、こういったダラダラする日も必要だよぉ~」

フェアリス
「サーシャもやってみたら~。リフレッシュになるよぉ~。だ~らだら~」

サーシャ
「まぁ、こんな平和な日もあって良いな。私も瞑想室にこもって、リフレッシュするかな。」

ガガ・・・ガガガガッ・・・救援・・・求・・・

サーシャ
「何だ?」

ガガ・・・未確認・・の・・物体に・・ガガ・・・攻撃をうけている・・救援求む・・ガガ

サーシャ
「攻撃を受けているだとっ!周波数をキャッチしろ、映像回線繋げっ!!」

ガガ・・・ガガガ!!

映像は乱れているが映像回線が繋がる

テスラン
「ガガガ・・・こちら、スタインツ魔導研究所のテスランですっ!ガガ・・未確認物体に ガガ 攻撃を受けていますっ!!」

テスラン
「魔導砲で応戦中ですが、攻撃が全く効きません!ガガガ・・・救援をお願 ガ・・・ガガ・・ します」

サンマール
「ガガ・・・ これ以上、研究所を ガガ 攻撃させるなっ!!」

サンマール
「テスラン様 ガガ・・我々の魔導砲では太刀打ちできませんっ!!ガガガ・・・」

テスラン
「分かっている!ボクが魔導砲のチューニングを行うから ガガガ・・・サンマールは救援要請を続・・ガガガ・・・」

映像は途切れてしまった

フェアリス
「うぉっっと!!これは見捨てられない!助けに行かないとっ!!」

サーシャ
「うむ。しかし、スタインツ魔導研究所と言っていたな。あそこは中立なはず。なぜ攻撃を受けているのだ。」

フェアリス
「そこは気になるけど、まずは助けにいこうっ!!詳しい事はそれから、それからっ!!」

サーシャ
「そうだな・・・フェアリスの言う通りだっ!!この場所からしてそう遠くないはずだっ!」

サーシャ
「いくぞっ!!」



このイベントが開催されたのは、2016年10月21日から。

三人目の三姫神、ヴォルテーヌが初登場。
冒頭ではヘルバードと対面していますが、「スタインツ魔導研究所」から発せられている電磁波がヴォルテーヌに干渉して不快感を与えており、ヴォルテーヌはグラン収集を後回して、研究所を潰すために独断で行動を開始しています。

また、今回のストーリーの会話で、サーシャたちの乗っている輝竜艇内には「瞑想室」なるものがあること、通信技術が発達していて、映像の送信も可能であることなどが分かりますね。

ヴォルテーヌはこのイベントのランキング報酬として実装されていました。


三姫神『ヴォルテーヌ』。
イベントのタイトルにもある通り、「残酷でかつ無慈悲」とされており、手にした金槌で何千もの編隊を一撃で消し飛ばすほどの力を有していると言われています。
今回もグランを利用したオーフェルの復活は失敗に終わりますが、その後のイベントでは遂にオーフェルが復活し、ルミナスたち十賢人やガルダ国を巻き込んだ戦いが起きてしまいます。


「スタインツ魔導研究所」のテスランとサンマールもまた、ユニットとして実装されていました。


英知の覇導神『テスラン』。
世界の発展の運命を左右するほどの科学者であり、立場上は中立を保っていました。
イラストでは「スタインツ魔導研究所」の全ての情報が詰まっているロボット『YS32‐AP』と行動を共にしている様子が描かれていますね。
テスランはリミテッドGODSSRの一枚として、交換所のラインナップにも含まれていました。


続いて、イベントの交換所の特効ユニットとして入手可能だった、サンマール。


聡明な人参博士『サンマール』。
ラスドラの初期SRでよく見られた、頭身の低い獣人間型のキャラクター。
ストーリーでは「スタインツ魔導研究所」で働いている職員らしき人物として登場していますが、この世の全ての人参に関する知識を網羅する、人参医学の権威であるとされています。

サンマールの紹介文にある、弟のマルマロもユニットとして実装されており、マルマロの詳細がこちら。


さすらいの人参剣士『マルマロ』。
「兎年齢」によると、サンマールの2歳年下である実の弟。
背が伸びると言われている伝説の人参を追い求め、さすらいの旅を続けています。


イベント前半の終盤では、『YS32‐AP』がレアなレイドボスとして追加されています。


ストーリー中でテスランが言っていた魔導砲のチューニングの件ですが、それには『YS32‐AP』が必要であった模様。
テスランは敵に情報がわたるのを阻止するため、何らかのアクシデントで脱走してしまった『YS32‐AP』の破壊を依頼しています。

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