4月10日。
いまツイッターで「月曜日のたわわ」の次くらいに盛り上がってる
「トーチカU」の話題。
まあウクラナチ側による情報操作なんだけど。
今回のはかなりややこしいので整理してみました。
2月24日 ロシア軍特別軍事作戦開始。
2月25日 キエフ政府とヒューマンライツウオッチングがロシア軍がドネツクの病院近くをトーチカUで攻撃と発表。
このヒューマンなんとかってのはこんな連中。まあ実質CIA。
その後、ロシア軍による東部の開放がすすむと、ウクライナ軍が東部に対しトーチカUによる市街地への攻撃をくりかえす。このときしょーもないフェイクニュースが流れる。
3月30日 ロシア軍、キエフ周辺から撤退。ブチャの虐殺が発生。
4月8日 クラマトルスクの鉄道駅にトーチカUが着弾。ウクライナはロシア軍の攻撃と主張。ロシアはウクライナ軍の攻撃と主張。
ここから情報戦がはじまる。
さいしょはキエフ政府はロシアがイスカンデル巡航ミサイルを使用と主張。ところが現場にのこったロケット部分はあきらかにトーチカU。キエフはトーチカUを使用と言い換える。
ところがこのトーチカUはウクライナ軍がもってて、さんざん使ってるのはわかってるんだけど、ロシア軍は2019年にすでに退役させていることが戦争はじまる前からわかっていた。そこでウク側は「実はロシア軍はまだトーチカUをもってる」と言い始めた。
これはしょーもない例。英語の本文にはGOMEL(ベラルーシの都市)に向かうと書いてあるのに日本語の見出しが「ウクライナに進軍する」となっている。
これもGOMELだけどこれを「ロシア軍のトーチカU」と言ってるけど、実際に写ってるのはトラックで、ミサイルじゃない。
トラックには汎用性があります。
wikiもさっそく書き換えられた。「アゾフは実はいい人」と同じパターン。
ちなみにウィキペディアはウィキメディア財団の運営だけど
2月25日にロシア軍がトーチカUを使ったといいはってるヒューマンなんとかとスポンサーが同じなんだね。
トーチカUはロシアと同盟関係にあるベラルーシ軍はもってる。コレも前からわかってる。ロシア・ベラルーシの合同演習の動画を「ロシア軍がまだトーチカUを持ってる証拠」としてつかってる動画もアップされてる。
ロシア外務省の発表がこれ。
さらにシリアルナンバーから使用者の特定も進んでいる。
とまあこんな感じです。
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