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過去の人々に繋がりを感じてみたこと。

私は前世とかわからないけど、前世を信じる人を演じることができる。

それでたまに、芸術的な空や木や、不自由ない環境を感じて「やっとこの地にこれたのか、、」と空想に耽ったりする。

私は遠い昔、砂漠の地でオアシスを夢見て生きる乾いた皮膚の目がギラギラした人間だった。

ある時は、極寒の地の、火を起こす事が命と同じくらい大事だとされる集落の人間だった。

またある時は、粗悪な環境でパン一枚で働く、人の温もりを知らない貧しい子供だったりもした。


色んな人の気持ちがあって、それで、もっと生きやすくなるように、夢を見たり、苦しんだり、考えて、協力して、作り上げて、積み重ねて、やっとここまできた。

他にできる事はないか?ここからどう進もうか?なんて考えていると、ふと目にした夕焼けの向こうの街の灯が、過去を生きた人達の声に聞こえた。

「もう十分、このままでいい。」

なるほど、バトンは渡されて、私は
やっとこの地にこれたわけである。

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