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メンタルをコントロールすれば敵なし!

みなさんは、自分の気持ちをコントロールできますか?

「同僚がやっていることに対して、イライラしてしまう。」
「失敗ばかりで、自分が情けなくて、泣きたくなる。」
「余裕をもって子供と接したいのに、怒鳴ってしまう。」

きっと誰だって、こんな風に、感情を表に出してしまった場面があったんじゃないでしょうか?

あふれてくる感情を、そのまま相手にぶつけてしまったり、自分を責めてしまったり…。
こんな時、誰が良い悪いを抜きにして、十中八九、私たちの心は”嫌な気分”で満たされますよね。

しかも、これが一時的かつ瞬間的に終わればいいですが、こういうことって大抵、長引いたりぶり返したりして、いつまでも心の中でくすぶってしまう。

なんだったら、気持ちを押さえつけて、無理して溜めた分だけ、ビッグウェーブとなって押し寄せた日には…もう誰も止められない。
(もちろん、自分でも。)

感情を、

ぶっきらぼうに相手にぶつけてしまえば、ケンカの引き金になる。
閉じ込めて自分に向けてしまえば、自己否定&自信喪失になる。

どちらにしたって、いい気分ではいられない。
でも、どうせなら、相手も自分も笑顔で過ごしたいと思いません?

そのためには、メンタルコントロールがカギになります。
自分で自分の感情を丁寧に扱って、適切にケアすることができると、相手と言葉のキャッチボールができるし、自分をねぎらってハナマルをあげることができる。
そうすると、どうなるか…。
「ありがとう」「おかげさま」「頼りにしてる」「よろしく」
沢山の優しい言葉や態度、暖かい関係に身を包まれるようになります。

私は、過去にうつ病を経験しており、ほとんどの出来事をネガティブ思考で物事を考えていました。
「うまくできない私が悪いんだ」「みんな、私をダメな奴だと思ってる」と考えていたので、とにかく落ち込むことが多かった。

どんより気分で、頑張る活力なんて全然なかった。
当然、そんな状態だと、行動の開始が遅くなるし、作業時間自体もすごく長くなる。
だから、締め切りを守れなかったり、確認が不十分でミスが起こったりと、情けない結果を招いていました。

…もう、ここからは、当然のように負の連鎖にどハマり…。
ダメな結果→悲しくなる→集中できない→間に合わない・ミスが増える→ダメな結果。
本当につらい日々でした。
ダメな結果=自分はダメ人間。
そう信じていたので、他者からもそう思われて後ろ指さされているに違いないと思い込み、相談することも、SOSをだすこともままならなかった。

人と目を合わせるのが怖くて、だらりと伸びた前髪で視線を隠した。
後ろ指指されていないか不安で、背中を丸めて萎縮した。
間違ったことを言うのが情けなくて、ぼそぼそと小さな声で意見を潜めた。

そんなビクビク震える、ピグレットのような私。

ただ、これって私に限った負の連鎖ではなかったんです。

自分が弱いから…
自分が悪いから…
自分がダメだから…
こんな状態だから仕方ない、ずっと変われないと思っていたけど、

実は、
うつ病患者によくみられる負のスパイラル”だった!

『抑うつ気分→抑うつ思考→抑うつ的行動→よくない結果』
まさに自分気持ち・考え・行動の状態と一致。

これを知った時、正直、ホッとしました。
私がおかしかったんじゃないんだ…!
こうなるべくして、なってしまっているだけなんだ。

だとしたら…
この負の連鎖は止められるかもしれないし、抜け出せるかもしれない!?
そう感じて、ほんのり希望の光が差したようでした。
そこで私は少しずつ、メンタルをコントロールする方法をまなび、実践していきました。

メンタルコントロール方法
①自分の心身の状態をモニタリングできる。
②状態に合わせた適切なセルフケアを行う。
アサーション(自己主張)の方法を広げる。
期待値をなるべく小さくする。

この4つを取り入れるようになってから、ずいぶん負のスパイラルに囚われている時間が減っていきました。


取り組む前は、1か月以上引きずっていたようなできごとも、1か月で気にならなくなるようになった。
そして、1か月に短縮できたのが、2週間くらいになり…。
2週間くらいから1週間以内になり…1日になり…半日になり…。

そうやって、負のスパイラルに囚われそうになる時間がどんどん短縮していき、今では大抵のことは気にならないし、大きなショックがあっても1時間くらいでメンタルコントロールできるようになりました。
自分で言うのもなんですが、ずいぶんタフになった実感があります!

みなさんも、これらのメンタルコントロール方法を身に着けることで、かならず、慢性的な嫌な気持ちから解放されたり、タフな自分になれます!
ぜひ、一緒に身に着けてみませんか?

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