計画①8/15

日本建築史

幕張ベイタウンパティオス4番街は、壁面線の位置・高さ、壁面率、外壁の仕上げを三層構成(基檀部、中間部、頂部)で異なる意匠とする等についての「都市デザインガイドライン」に沿って設計された集合住宅であり、街区型の形式に特徴がある。中庭の2階は緑地化されていて、駐車場は周囲の道路に面さない。外観のGRC(ガラス繊維強化セメント)による水平ルーバーが特徴的。
朝霞市立図書館本館は、開架閲覧席の天井を全面ルーバーの光天井として均一な光空間をつくり、中央部分のトップライトのある八角形の吹き抜け空間によって変化をもたらしている図書館である。様々な読書スペースを家具などで仕切っている。埼玉県。
・同潤会は、日本最初の本格的な公的住宅供給機関として設立し、耐震・耐火住宅の提供を目的とし、RC造である。同潤会アパートは、青山・代官山・大塚女子・江戸川の順に作られた。
青山は、10棟の住棟があったが、表参道ヒルズとして再開発され、B6〜B4階までは駐車場、B3〜3階は店舗、4階以上は共同住宅としてる。屋上緑化されていて、ファサードの高さはケヤキ並木にそろえてる。
代官山は、同潤会アパートのなかで最大敷地で斜面地形で、36の住棟がいろんなパターン向け住戸がある。
大塚女子は、女性専用アパートで店舗向けかつコの字型中庭ある。
江戸川は、コの字型6階と・板状4階の2棟で、中庭からアクセス。
都営高輪アパートは戦後最初のRC造の公営集合住宅。
晴海高層住宅は、日本住宅公団初の10階建ての高層住宅団地。2戸3層ごとのメガストラクチャーで昇降路はスキップフロア。日本住宅公団の他作品は、ひばりヶ丘団地・草加松原団地・タウンハウス諏訪である。
ひばりヶ丘団地は、解体せずに再生・活用する技術的手法を検証するため、解体予定の住棟を用いてストック再生実証試験が行われた。
草加松原団地は、東洋最大規模のマンモス団地。自動車は団地の生活圏内を通過しない。
タウンハウス諏訪は、都市型低層集合住宅の初めてのタウンハウス。共用庭があり、囲み型・路地型・開放型コモンがある。団地内の車両通行禁止してる。
代官山ヒルサイドテラスは、槇文彦下層店舗で上層住戸の都市型集合住宅。
桜台コートビレッジは斜面の敷地にあり、斜面は24度で、45度の角度で建築は一体。内井昭蔵で彼の作品は、ベルコリーヌ南大沢・世田谷美術館。
ベルコリーヌ南大沢は、多摩の丘陵地にあり、自然を活かすように、7つのブロックに分け、計画はマスターアーキテクト方式で進行し、マスターアーキテクト・ブロックアーキテクト・景観アーキテクトの調整で進んだ。
中銀カプセルタワービルは、都心型のセカンドハウスとホテルの機能を備えた分譲集合住宅。黒川紀章が提唱していたメタボリズムを形にしたものとされている。
茨城県営水戸六番池団地は、壁式鉄筋コンクリート3階建てで中庭2つ。四畳半のテラスを専用庭とし、地元で焼かれた瓦屋根である。
ライブタウン浜田山は、1階はフラット住戸で2〜3階はメゾネット
芦屋浜高層住宅は、階段室を大きな柱・共用階を大きな梁としている。共用階は5層ごとで防災拠点・遊び場・憩いの場となる空中庭園としている。設備の新しい試みとして、水回りユニット化・地域暖房システム・真空ごみ収集システムがある。
八潮ハイツは、リビングアクセス型で共用廊下側に居間がある。廊下より500mmレベル上げている。
ユーコートは、コーポラティブ方式で3〜5階建て。広場を囲んでU字型に配置され、広場には池や緑地がある。隣と境がないつづきバルコニーとなっている。
プロムナード多摩中央は、敷地の中央にプロムナード(遊歩道)が抜けていて、それに面している一階はフリースペースになっているストリート型住宅。代官山ヒルサイドテラスと被らないように注意。
ラビリンスは、東京で、外部の北側は大きく開かれているが東西は閉鎖的。住戸へのアクセスは共用部分の中庭から階段群から。採光・通風はここから。

海外建築史

バラガン自邸(ルイス・バラガン、メキシコ)は、庭と分かち難く結びついた内部空間をもち、居間の奥には庭に面して大きな窓を設け、積極的に外部を内部に取り込んだ住宅である。
ルイスバラガンの他は、ヒラルディ邸で、10m×35mの敷地全体を建築としてパティオ(中庭)や室内プールがある食堂がある。ファサードはピンクで、コリドール(廊下)は黄色いガラスの光で満ちてる。
ムードンの住宅は、ジャン・プルーヴェによる設計で、アルミニウム等の材料が用いられている。14棟の住宅群でフランスにある。
ジャン・プルーヴェの他作品は、傾斜地にわずかな平地に作ったナンシーの家で、工場の余り品の低予算で設計し、北側片廊下の全部屋南側。
アルミニウムの存在知られてから100年を記念したアルミ100周年記念館。柱とサッシュが一体となった架構でアルミ屋根で、当初は150mだったが90mに修復して再建された。
アラブ世界研究所(ジャン・ヌーベル フランス)は、図書館、博物館、展示室等からなる複合施設であり、南北二つの棟がスリット状の通路及び正方形の中庭を挟んで対峙する構成となっている。
カンピドリオ広場は、イタリア。ミケランジェロの計画による、台形状の広場とアプローチとしての大階段、三つのパラッツォを対称的に配置することで、軸線を強調していて、円ではなく楕円となっていることが、バロック的な広場計画の初期の事例である。
アスペン美術館は、木製の突き板を加工した材で編んだスクリーンで、外壁のガラス・カーテンウォールを覆って箱型の建築を形成し、周囲の街並みに合わせている。
フィレンツェ大聖堂(F・ブルネレスキ イタリア)は、ゴシックの大聖堂であり、1418年に設計競技によって建てられたルネサンス建築である。 ファサードは、ネオゴシック。ドームは八角形の平面部分から立ち上がっており2重殻構造(ダブルシェル)になっている。
ピサ大聖堂は、ラテン十字形のプランをもち、会堂部は五廊式、袖廊部は三廊式、交差部に楕円形のドームをもつイタリアのロマネスク建築である

・ロマネスク建築について。ロマネスク建築は厚い壁と小さい開口です。
ドイツ
アーヘンの宮廷礼拝堂は、集中式で八角堂で周囲は十六角形の周歩廊。

シュパイヤー大聖堂は、川の近くにある、ドイツのロマネスクの最大級の大聖堂で三廊式で交差ヴォールトの天井

ヴォルムス大聖堂は、バシリカ三廊式で二重内陣式。内陣のアプスには半円の祭壇がある。六つの塔があるような外観である。


イギリス
ダラム大聖堂で丘の上にあり、最古の交差リヴヴォールトのあるバシリカ式教会堂。これはイギリスゴシック建築の先駆的作品。ロマネスクのあとがゴシック建築です。

イタリア
ピサ大聖堂は、教会堂(大聖堂)、鐘楼、洗礼堂が分けられて建築されている。これはイタリアのロマネスク建築の特徴である。ピサ大聖堂は、会堂五廊で袖廊部が三廊式で交差部に楕円形ドームがありラテン十字型です。外壁は赤白の大理石で装飾。鐘楼は有名なピサの斜塔である。
フランス
ルトロネ修道院で森の中にある修道士の生活の場。ロマネスクは彫刻などで聖書などを彫刻しているがこのルトロネ修道院は粗い石が積み上げられているだけ

・ゴシック建築について。尖塔アーチ、ステンドグラスで聖書を伝えている。
ドイツ
ケルン大聖堂で最大級カトリックの大聖堂。14世紀に聖職者が礼拝を行う内陣は完成させたけどその他の大部分は工事中断され、19世紀に図面が見つかったこととドイツ統一国家となったので工事再開して完成された。


イタリア
ミラノ大聖堂135基の小尖塔をレースみたいにある。大きな塔はない。ドイツとフランスの技術者が招かれて施行されており、400年の時を経てナポレオンによって完成された。

フランス
サンドニ修道院附属教会堂は、8世紀にサンドニが眠り、修道院長のシェジェールが内陣を改築して、7つの祭室の放射状と交差リヴヴォールトを生かしてステンドグラスを使用した、最初のゴシック建築と言われている。

シャルトル大聖堂は、身廊部は三廊式、内陣は二重歩廊、放射状の小祭室は不規則配置。緑色の屋根。

ランス大聖堂は、歴代国王の戴冠式の行われる場所で、2000の彫刻があり、ゴシックの女王と呼ばれる。外陣三廊式の内陣五廊式で放射状の祭室が5つ。微笑みの天使がいる。

サントシャペルは、セーヌ川の間にある島にある。上層と下層に礼拝堂がある。上層の礼拝堂の控え壁が構造主体となっているが、仕上げの付け柱で、隠れていて鳥かごに見える。

上層
下層

都市計画論

都市の建築(アルド・ロッシ)は、地理学や歴史学など、異なる分野から様々な言説が引用されて、都市の記述と分類、類型の問題、都市構造、場所性、都市史、都市変動、政治の問題などを論じている。「都市はそれ自体が、歴史の保管所」

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