施工①8/16
施工管理・工程管理
・仮設、工法等の工事を完成する手段や方法については、設計図書に指定のある場合を除き、施工者の責任において決定する。
→正解。仮設計画は、契約書および設計図書に特別の定めがある場合を除き、受注者(施工者)がその責任において定め、その施工計画書を監理者に提出する。
・ネットワーク工程表において、トータルフロートが最小のパスをクリティカルパスといい、これを重点管理することが、工程管理上、重要である。
→正解。クリティカルパスとは、工事の開始から終了までに至るパスのうち、所要時間が最も長く、作業の全余裕(トータルフロート)が最小のパスであり、これを重点管理することが、工程管理上最も重要である。
・監理者は、工事施工者から提出を受けた「品質計画、施工の具体的な計画並びに一工程の施工の確認内容及びその確認を行う段階を定めた施工計画書」のうち、品質計画に係る部分について、承認した。
→正解。施工計画書のうち、品質計画に係る部分については、監理者の承諾を受ける。その他については提出を受けただけの扱いである。
・公共建築工事において、工事に関連して発見された文化財その他の埋蔵物の発見者としての権利は、一般に、発注者と受注者が等しい割合で保有する。
→誤り。文化財その他の埋蔵物を発見した場合は、受注者は工事の施工に当たり、直ちにその状況を監理者に報告し、その後の措置については、監理者の指示に従う。当該埋蔵物の発見者としての権利は、法律の定めるところにより発注者が保有する。受注者(施工者)は監理者に報告・監理者は指示・発注者は権利保有。