家族との別れ、出国、隔離、そして張りつめていた糸がプツンと切れ絶望へ・・・③

さあ、ついに中国は浦東空港に着陸しました。
飛行機から出た後の流れはけっこう多くの工程があったのと少し時間がたっているので記憶違いがあるかもしれません。
また、情勢により対応も随時変わっていくと思われるのであくまで参考として読んでください。
ちなみに今は虹橋便が無いみたいですね。よく浦東が成田で虹橋が羽田と例えられます。虹橋の方が上海周辺の都市にはアクセスが良いんですよね。

浦東空港に着陸からの隔離ホテルまで

中国SIMをアクティベート

着陸したらまず機内での待ち時間に日本で購入していた中国用のプリペイドシムを有効にしました。中国ではスマホのネット環境無しで行動することが実質不可能(たぶん)なのでこれは必須です(だと思ってます)。
ちなみに私が買ったシムは透明のビニール袋にシムカードが裸で入った状態で包装されていて「これ大丈夫なのか??」とかなり不安でしたがネットも電話番号も問題なく使えました。よかった~、これが最後まで不安の種でした。一応リンク貼ってますが自己責任でお願いします。なんかChina unicom中国联通というところが販売しているのが正規品??なのかもしれません。

「中国税関出入国健康申告」バーコード掲示

飛行機を出るとまず例の「中国税関出入国健康申告」のバーコード掲示を求められます。
検疫官の方がスマホのバーコードを見せながら中国語でこれを出して下さい、と促しています。中国語は全く理解できませんでしたがたぶんそれだろうなと思いそれを出して機械に掲示しました。

PCR検査

その後、臨時の壁が建てられ、歩いていくルートが完全に決められた道を進んで行きます。
歩いていくといったん外に出てプレハブのPCR検査所にたどり着きます。
かなりの数の検査ブースがあり呼ばれたらそこのブースに行きます。
この検査ブースでまた先ほどのバーコードをまず機械に読み込ませ、その後鼻に綿棒を入れられてPCR検査サンプルの採取を行います。

入国審査

PCR検査を終えて道順通りに歩いていくと入国審査のフロアにたどり着きます。そこで入国審査カードを配っているのでその場で書き込みます。
ボールペンが置いてない、もしくはあっても足りてないので持参必須です。
入国審査カードは以前は黄色い小さいカードでだいたい日本にいるうちに入手したり機内でCAさんからもらったりして書いていたやつです。
今は水色で入国審査直前で配られてその場で書くみたいです。
なのでみんな必死にその場で書いていました。
毎度、中国語と英語だけなのでgoogle翻訳のカメラ機能で翻訳しながら記載していきました。ほんと現代でよかったです・・・
書き終えたら入国審査の列に並びます。
入国審査では先ほどの審査カードを見て審査官からなにやらぶつぶつ言われましたがすぐにOKになりました。何を言ってたんだろう・・・
たぶん「字が汚くて何書いてあるかようわからんな~、フ~」的なことではないかと推測しています。皆さん、きれいに書きましょう。

荷物受け取り

入国審査を出ると荷物受け取りです。
機内アナウンスで「お荷物のお受け取りまで2時間ほどかかる見込みです」と言っていたのでまじか~と思いましたがここまで来るのにすでに時間が経っていたのか受け取りフロアについたらすぐに自分の荷物がコンベアから流れてきました。
荷物を受け取ると出口を出ます。
平時は出る前に荷物検査がありましたが今はありませんでした。
コロナ禍でなければこの出口を出ると会社の迎えの人が待っていてくれて車に乗り込んでホテルなどに直行するんですが・・・

隔離ホテル行のバス乗り場まで

ここまでは全員同じ工程ですがここから先が分かれ道となります。
荷物を受け取り出口を出ると行先別(省別?)に振り分けられます。
出口に職員がいるので行先を伝えると指示してくれました。私は「スージョウ(蘇州)」と伝え、あっちだ、と指さされた方向に行きました。たしか「江蘇省」って書いてあった気がします。
行った先にディズニーランド式の並ぶための帯が張ってあり並んだ先で検疫官から2次元バーコードを読み取る様に指示されます。
読み取ると確かパスポート番号や行先などの入力画面が出てきてその場で入力します。なんか同じような入力はグリーンコード、税関申告に次いで3回目なのでもうコピペ用テンプレも準備していたので慣れっこでした。
スマホ内にコピペできるテキストを準備しておくとかなり楽です。
入力が終えると2次元バーコードが表示されるのでそれをスクリーンショットに取ります。このバーコードはその人がどこに行ったかなどを追跡するため?かどこの隔離ホテルにどれだけの人が行くかなどの情報を伝えるためのものかもしれません。日本語で「空港入境旅客情報登録」というものです。
このバーコード取得後、待合所みたいなところで同じ方面に行く人たちがそろうまで待ちます。待ち時間は10分とかそれくらいだったかと思います。
そろうとバス乗り場まで移動になります。途中で先ほどの2次元バーコードをチェック(スキャン)されました。
バス乗り場に付きスーツケースを自分でバスの荷台に入れてバスに乗り込みます。このバス乗り場の待合所の後ろにトイレがあったのでそこで念のため用をたしました。
さあついに隔離ホテルに向けて出発です。






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