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Ep.5-1 花火大会




○○:んっ。ん~~。

美月:おはよ。

○○:おはよ。

美月:ふふっ。

○○:昨日も気持ち良かったね?

美月:言わなくて良い/////

○○:姉ちゃん。ギュッ

美月:わっ。もう・・・時々甘えん坊になるのなんなの?

○○:・・・ホッとするんだ。朝起きて、姉ちゃんが居ると。

美月:そっか。

○○:・・・

美月:・・・○○?

○○:姉ちゃん、キスしても良い?

美月:え?

○○:・・・

 チュッ

美月:んっ、あっ、はんっ。ぷはぁ。

○○:姉ちゃん・・・

ギシッ🛏️

美月:あ、ちょっと。

○○:俺達に、血縁関係は無かった訳じゃん?

美月:う、うん。

○○:結婚、出来るってことじゃん。

美月:う、うん。

○○:・・・生で、したいな。

美月:っ!

○○:駄目?

美月:・・・まだ、付けて?

○○:・・・分かった。



○○:付けた。挿れるよ?

美月:うん。

 ズボッ

美月:あっ❤️

○○:動くよ?

美月:うん。

 パンパン❤️

美月:あんっ❤️あっ❤んっ❤はんっ❤

○○:姉ちゃん・・・可愛い・・・

美月:あんっ❤○○・・・(心:私の気持ち良いところ、全部知られてる❤)あんっ❤



五時間後



美月:あっ❤ハァ、ハァ、ハァ、ハァ。

○○:姉ちゃん・・・

美月:もう・・・激し過ぎ・・・

○○:ごめん。気持ち良くて。

美月://///(心:ゴム付けてこの量、生で出されたらどうなるんだろう・・・)

○○:・・・シャワー、浴びよっか。

美月:うん。


 数日後


美月:花火大会?

○○:うん。一緒に行かない?

美月:良いね。いつなの?

○○:来週。

美月:・・・来週のいつ?

○○:日曜日。

美月:・・・明後日ですけど?

○○:分かってるよ。

美月:もう!そういうのはもっと早く言わないと!

○○:ごめん。なんか緊張しちゃって。

美月:今更緊張する事もなくない?

○○:・・・色々有るんだもん。

美月:色々って?

○○:そ、それは・・・秘密だよ。

美月:えぇ、何それ?

○○:・・・(心:そんなの、言えるわけないじゃん!プロポーズしようとしてる、なんて。)

美月:まあ良いけど。浮気なら許さないよ?

○○:!?する訳無いでしょ!俺は姉ちゃん一筋!姉ちゃん以外興味ない!

美月:ごめん。冗談でも、言わないようにするよ。

○○:うん・・・ちょっと、出掛けてくる!

美月:いってらっしゃい。



ピンポーン



?:はーい!

○○:○○だけど。

?:おう!今開ける!


🚪ガチャ


?:よう!

○○:突然来てごめんね。康太君。

康太:気にすんな。上がれよ。

○○:お邪魔します。


室内


康太:今日はどうしたんだ?

○○:今度、花火大会あるじゃん?

康太:ああ。チラシ来てたな。行くのか?

○○:うん。姉ちゃんと一緒にね。

康太:お前もしかして・・・プロポーズか!

○○:う、うん。しようと思ってる。

康太:そうか。頑張れよ!

○○:でも、不安なんだ。

康太:何が不安なんだ?

○○:結婚しても良いのかなって。

康太:?そんなの良いに決まってんだろ。

○○:だって俺達、二十年近く実の姉弟として生きてきたんだよ?そんな俺達が結婚なんて・・・周りの人にも受け入れられるか分かんないし。

康太:・・・なぁ、○○。お前は、美月さんとどうなりたいんだ?

○○:?そりゃあ結婚したいに決まってんじゃん・・・

康太:ならそれで良いじゃねぇか。周りなんかどうでもいいんだよ。大事なのは、二人が幸せかどうかだよ。

○○:・・・ありがとう康太君。康太君に聞いて良かったよ。

康太:そうか・・・頑張れよ。いい報告、待ってるぜ。

○○:うん!

康太:ふっ😏


 そして、花火大会当日。


美月:よし。

○○(ドア越し):姉ちゃん!

美月:はーい。

🚪ガチャ

美月:どうしたの?

○○:着付け、終わった?

美月:うん。終わったよ。○○は?

○○:俺も終わった。

美月:そっか。時間は?

○○:もう良い時間だよ。

美月:じゃあ、玄関に集合ね。

○○:うん。分かった。


玄関


美月:おまたせ/////

○○:あ、うん・・・(心:やべー。可愛すぎる!)似合ってるね・・・凄い・・・可愛い/////

美月:ありがとう/////じゃあ・・・行こ?

○○:うん・・・あ!ごめん!忘れ物!

美月:え?もう・・・




○○:危ねぇ。これが無かったら意味ないもんな。


 そう言う○○の手には、婚約指輪が握られていた。


○○:おまたせ。

美月:ううん。何を忘れたの?

○○:・・・財布だよ。

美月:・・・そっか。しっかりしてよ?

○○:うん。ごめん。

美月:今度こそ行くよ?

○○:うん。


会場


美月:わぁ~。意外と多いんだね。

○○:うん。じゃあ、はぐれるといけないから/////はい!

美月://///うん!


 それから、色んな屋台を見て回った。そして、五つぐらい回った後、俺達は動く射的にやってきた。


○○:動く射的だね。

美月:うん。あ、ねぇ!見て!👆️

○○:?なんか欲しい物でも有ったの?

美月:うん!あれ!

○○:え?チョコボール?

美月:うん!駄目・・・かな?

○○:・・・(心:全っ然っ!駄目じゃないです!)じゃあ、取ってみせるよ。

美月:やった!

○○:・・・(心:可愛い。)よし!おじさん!一回分です!

おじさん:はいよ!五発までね。的が動くから難しいぞ。

○○:はい!

美月:頑張れ!

○○:さあ!撃ち抜くぜ!

美月:ゴクリ

○○:ふっ!

 パン ボトッ

おじさん:上手い!やるね兄ちゃん。

○○:へへっ😁

おじさん:ほい。

美月:ありがとうございます。

○○:他に欲しいのは?

美月:○○は何か無いの?

○○:俺はいいよ。

美月:駄目。有るでしょ。

○○:・・・ラムネが欲しい。

美月:・・・飲み物?

○○:食べ物だよ。てか俺、炭酸飲めないじゃん。

美月:そうだね。

○○:もう・・・

おじさん:ははっ。仲良いんだな。カップルか?

○○:はい。

おじさん:ははっ。美人な彼女で良かったな。

○○:はい!もう最高の彼女です!

美月://///

おじさん:ははっ。知ってるか?

○○:何がですか?

おじさん:この花火大会でプロポーズしたカップルは、永遠に結ばれるっていうジンクスが有るんだよ。

○○:へぇ~。なんか、ロマンティックですね。

美月:うん!

○○:じゃあ、ラムネいただきます。

おじさん:さっきは倒れたが、そう簡単にはいかな・・・

 パン ボトッ

○○:よし!

おじさん:おう・・・上手いね。

美月:凄い!

○○:へへっ。

おじさん:ほい、ラムネ。

○○:ありがとうございます!

おじさん:後三発有るけどどうする?

○○:うーん・・・何か有る?

美月:うーん・・・あの。あの紙ってなんですか?

おじさん:ん?あ~・・・あれはペア旅行券だよ。

○○:ペア旅行券?

おじさん:ああ。沖縄のペア旅行券さ。

○○:へぇ~。

美月:沖縄・・・

○○:欲しい?

美月:うん。

○○:了解・・・ふっ!

 パン

美月:・・・

おじさん:・・・

○○:・・・


ボトッ


○○:よし!

おじさん:すげぇ・・・

美月:凄いよ!

○○:へへっ😁

おじさん:ほい。楽しめよ。旅行。

○○:はい!

おじさん:一年以内だからな。

○○:分かりました!

おじさん:まだ後二発有るぞ。

○○:五発って多くないですか?

おじさん:君が上手すぎるんだよ。

○○:他はもう無いよね?

美月:うん。

子供:はぁ~。

おじさん:お、君。残念だったな。

子供:うん。パパも駄目だった。

父親:あはは😅仕方ない。諦めな。

子供:うん・・・

○○:・・・あの。良かったら、取りましょうか?

父親:え?いえ、そんな・・・悪いですよ。

○○:気にしないで下さい。後二発余ってるんで。

子供:良いの?

○○:もちろん!お兄ちゃんに任せなさい。

子供:パパ、良い?

父親:すいません。お願いします。

○○:了解です!何が欲しかったの?

子供:あのカード。

○○:おっ!ライドケミートレカじゃん。

子供:うん!お兄ちゃんもガッチャード、好きなの?

○○:おう!大好きなんだよ~。カッコいいもんな!

子供:うん!

美月:ふふっ。

○○:じゃあ、取ってやるからな。

子供:うん!

○○:・・・ふっ!

 パン ボトッ

子供:おお!

おじさん:やっぱり上手いな。はい、少年!

子供:ありがとうございます!お兄ちゃんもありがとう!

○○:どう致しまして。ナデナデ👋

子供:えへへ。

父親:ありがとうございました。

○○:いえいえ。またね。

子供:バイバーイ!

○○:バイバイ。

父親:失礼します。

○○:はい。

美月:良かったね。

○○:うん!

おじさん:後一発有るぞ?

○○:えぇ~!じゃあ、俺もライドケミートレカにする!

美月:頑張れ!

○○:ふっ!

 パン ボトッ

○○:よし!

おじさん:めっちゃ上手いね。射的のプロだよ。

○○:ニシシ😁大切な人が居るから頑張れるんです。

おじさん:よく分かんねぇけど・・・まあ、これからも仲良くな。

二人:はい!


 最後は、たこ焼き屋にやってきた。


○○:たこ焼き食べる?

美月:うん!

○○:たこ焼き一つ下さい!

おじさん:はいよ!三百円ね。

○○:はい!

おじさん:まいど!ちょっと待っててな。

○○:はーい。

美月:美味しそうだね。

○○:うん。八個入りだから、4つずつね。

美月:うん。

おじさん:ほい、たこ焼き!

○○:ありがとうございます!食べよう。

美月:うん!


 それから、近くのベンチに移動し、たこ焼きを食べる。


二人:いただきます。パクッ

○○:熱いね。

美月:出来たてだもんね。

○○:うん。

二人:フーフー フーフー パクッ

○○:ん~~!美味しい!

美月:ホントにね!

○○:ふふっ。姉ちゃん。付いてるよ。

美月:え?

○○:ヒョイ パクッ ふふっ。

美月:ありがとう/////

○○:うん!

美月:そういえば、花火は?

○○:えっとね・・・後二十分ぐらいかな。

美月:意外と良い時間だね。

○○:うん。とりあえず、花火が見えるところまで移動する?

美月:食べ終わってからにしようよ。

○○:それもそうだね。


 十分後・・・たこ焼きを食べ終わった俺達は、花火が見えるところまで移動していた。


美月:ねぇ。何処まで行くの?花火始まっちゃったよ?

○○:もうそろそろだよ。あ!着いたよ!

美月:?

美月:わぁ~~!スゴーイ!

○○:ね?良く見えるでしょ?

美月:うん!

○○:ふふっ。一生懸命探したんだ。康太君にも手伝ってもらったりして。

美月:そっか。わざわざ・・・私の為に?

○○:うん。最高の思い出にして欲しくて。

美月:☺️ありがとう!○○!

○○:うん!へへっ😁

美月:ふふっ😊




○○:すげぇな。

美月:うん。

○○:・・・

美月:?どうかした?

○○:・・・姉ちゃん。

美月:?なに?

○○:大事な話が有るんだ。

美月:あ、うん・・・

○○:・・・姉ちゃん。俺達は、本当の姉妹ではなかった。遺伝的な事で言えば、俺達は他人だ。

美月:うん。

○○:でも・・・たとえ血の繋がりが無くても、俺達は家族だ。これまでも、そして、これからも。

美月:○○・・・

○○:姉ちゃん・・・いや、美月!

美月:!?

○○:俺と・・・結婚して下さい!

美月:・・・グスッ😢はい!宜しく・・・お願いします😂

○○:姉ちゃん!

 ギュッ

美月:○○・・・ギュッ

○○:姉ちゃん。大好き。

美月:私も大好き。○○。

○○:さっきの、沖縄のペア旅行券さ。新婚旅行でってのはどうかな?

美月:新婚旅行・・・うん!良いと思う!

○○:じゃあ、決まりだね。

美月:うん!

○○:姉ちゃん・・・

美月:○○・・・

二人:チュッ💏


 俺達は唇を重ね、暫く抱き合っていた。そして、離れた頃には、花火は終わっていた。


○○:終わっちゃったね・・・

美月:うん・・・帰ろっか?

○○:今日は・・・泊まっていかない?

美月:どこに?

○○:近くの、ホテル。

美月:・・・良いよ?

○○:じゃあ・・・行こ?

美月:うん・・・


 俺達は、手を繋いで歩き出した。なんとなく感じていた。この後、ホテルで何をするのか。





Ep.5-2に続く






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