見出し画像

鬼怒川温泉を満喫。カフェ サロン ド テオカさんでお腹も心も満たされました。

鬼怒川温泉滞在中、外食したくても、なかなかタイミングが合わず、ようやく行けたのが、こちらの洋食屋さん。いえ、カフェ サロンですね

カフェ サロン ド テオカさん
おしゃれな外観
カップを選ばせてくれることも。
全部マイセン。

内装も、調度品も格調高く、正統な洋食屋さんといった趣き。
マイセンなどのカップやお皿で提供されるそのお料理も、スタンダードで、ノーブル、それでいてどこか懐かしい、そして、しっかり美味しい。

まずはサラダ。ドレッシングのお味もgood。
手前にある人参のゼリーもとっても美味しい。
これだけを、たくさん頂きたいくらい。
奥のランプもマイセン。
まるまるとしたハンバーグ、ふわっとしてて、いいお味。
左端にあるガラスの入れ物に入ったピンクのは、
おまけの大根の甘酢漬け。これも美味しかった~。
デザートも麗しく。
爽やかなキュウイの下の層は、
真っ白ですがキャラメル風味。
混ぜながら食べると、ますます美味しい。

こんなおしゃれなカフェを、とっても気さくなマダム達が切り盛りしていらっしゃいました。
気さくなマダムと表現しましたけれど、正直に言えば、めちゃめちゃ世話好きで、親切なおばちゃま、なのです。
“よく来たねー!”ってやさしく迎えてくれる親戚のおばちゃまみたい。
“ほら、これも食べなさい、あれもあるから食べなさい。”って、次から次へと、いっぱいおもてなししてくださる感じの。
混雑していて、お料理が出てくるまでに時間がかかってたりすると、ほら、ジュース、甘酢漬け、チョコレート、などと色々サービスしてくださるのです。

サービスのベルギーのチョコレート。
紅茶のカップも、もちろんマイセン。
なんと15万円ですって。

“貰い物だけどこれ食べな、美味しいよ。”って、ハチミツの揚げ煎餅を頂いたときには、吹き出しそうになってしまいました。
デザートを待つ間、ポリポリとお煎餅を食べてると、お客様がご来店。
うーむ。こんなおしゃれなお店で、煎餅を食べてるって、なかなかない光景だよなぁ、と思いつつ、持ち込み煎餅を食べてる変な客って思われてるかな?なんていらぬ心配をしてしまいました。
そして、世間話ついでに、“川に降りられるところは、ありませんか?”って、かるーく聞いてみたら、
“ありますよ、説明しにくいし、ちょっと遠いから、送っていきますよ!”と、もう一人のおばちゃまに指示を出されている。
“いえいえ、そんな、、教えていただけたら、自分で行けますから、、”と。辞退したものの、
“いいから、いいから。”と、川に降りれる遊歩道のある所まで、車で送って頂きました。
なんとまあ、親切な方達なのでしょう。
思い返しては、ひとりでに顔がほころんでしまいます。
川に降り、遊歩道を上流に向かって歩いていくと、そこは、温泉街の鬼怒川渓谷の顔つきではない川が広がっていました。広く緩やかな川。

悠々とした流れ。
こちらは、温泉街に向う方向。
ここから、ぎゅぎゅっと、岩の渓谷へ。

遊歩道の始まりの橋を境に、ぎゅっと、岩岩した渓谷の顔つきに変わる鬼怒川もなんだかおかしくて、ひとりでずっと、笑いながら歩くという、すっかり、変な人と化していました。

鬼怒川温泉渓谷って、こんなイメージ。

泊まってるホテルからは、ひと駅と少し離れた所まで送って頂いたので、帰りは、てくてく歩いて帰りました。
鬼怒太君にご挨拶して。

廃墟になったホテルやらを見つつ、

廃墟ホテル群

吊り橋を渡ったり、

こんな面白い自販機を見つけたり。

ヤマメの塩焼き、温泉まんじゅうの自販機!

お腹も、心も、美味しいお料理と、あたたかな心くばりと、笑顔と優しさですっかり満たされ、鬼怒川の流れと、岩にも癒やされました。
楽しかったなぁ。
本当にありがとうございました!

おまけ。
別の日に行った、きき酒セットのある酒屋さん。
この時期ならではのしぼりたて生酒を堪能しました!

左、日光市の渡辺佐平商店さん
中央、大田原市の天鷹酒造さん
右、那須烏山市の島崎酒造+Nさん
お通しの、日光醤油ろばたづけも美味しかった~。

ホテルにかえって、源泉かけ流しの温泉につかって、露天風呂も独り占めして、極楽極楽、ああ、なんて幸せなんでしょう。
ありがたいなぁ。
ありがとう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?