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想像と体験のバランスを取ろう

暖簾をくぐれば、別世界が広がっている。

外側からは半分だけ見えているけれど、
暖簾をくぐってのぞいてみないことには
本当のところはつかめない。

傍観しているだけでは本質は見えてこない。
手に取り、抱いてみて初めてその触感がわかる。

肌の温もりは生きている証拠。

生きている実感は、死に近寄れば見えてくる。

見たくないものは見たくないけれど、
見ないままだと怖くなる。

想像するのは妄想すること。

妄想は時として暴走する。

いったん暖簾をくぐってしまえば、
そちら側がリアルな世界。

妄想は消え去り、目の前にあることが真実。

しかし目の前にある真実もまた、
自分が作り出す妄想。

あちら側もこちら側も妄想ならば、
どう生きるかは自由選択。

自分が信じることが現実になるのなら、
いったい何を信じようか?

向こう側にいるとこちら側が、
こちら側にいると向こう側が本当に見えるけど、
実際はどちらがどちらということもない。

そのどちらでもない世界で、どちらかに至る。

そんな曖昧な世界で、確実なものを導きたいなら、
あなた自身が確信すること。

あなたの確信があなたの世界を作り上げる。

(Y.K.さまへのメッセージ 181013)

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こちら岸からあちら岸を想像することはいくらでもできますが、本当のところは行ってみないことにはわかりません。

こちら岸から、まだ行ったことのないあちら岸を想像しても、その想像の範囲は今の自分の範疇に収まります。それはあくまで、こちら岸にいる、あちら岸を知らないあなたが想像するあちら岸です。

今の自分を超えて想像したければ、新しい体験が必要です。

あちら岸に行ってしまえば、新しい世界が開けます。
あなたの想像は実体験を伴ってまた一層広がります。

想像と体験。

両方をうまく使っていくことで、あなたの世界は広がっていきます。

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