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対人ストレスと免疫反応

慢性的な対人ストレスは、炎症促進性および抗炎症性シグナル伝達経路の活性化を 6 か月後に予測する
Chronic Interpersonal Stress Predicts Activation of Pro- and Anti- Inflammatory Signaling Pathways Six Months Later

もう10年以上になるような気がするのだが、なにかあるとすぐ風邪を引いている。それでも一人商売をしているからまだ良くはなったんだろう。以前は一年中風邪を引きっぱなしだったような気がする。

対人ストレスに弱いこともあって一人商売をしているが、職場でのストレスというのは結構免疫系に響くんじゃないかと思ってこの論文を読んで見る。

内容としては

・十代後半の若い女性を対象に慢性的な対人ストレスの程度をアンケート調査した。

・血液を取って、免疫反応にかかわるタンパク質や、免疫反応そのものを見た(弱毒性の病原菌を入れた時の免疫反応に関わるタンパク質(インターロイキン6)がどれくらい増えるかを見た)。

・6ヶ月後に比べてみると、慢性的な対人ストレスが高い女性はインターロイキン6の産生量が増えていた。

というようなものになる。

インターロイキン6が炎症反応にかかわることを考えれば、風邪にかかった時の体のリアクションも大きいということで、すぐに風邪症状が出るような感じになるんだろう。

Q: 子育てのストレスは免疫反応をどうにかするんだろうか?

明日目を通す論文:

慢性的な子育てストレスの文脈における心理的資源と健康のバイオマーカー
Psychological Resources and Biomarkers of Health in the Context of Chronic Parenting Stress







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