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私と英語

私は英語の勉強をするのが好きだ。

こんな風に書くと「え、文法書や英英辞典でも読み漁ってるの?」と思われちゃいそうだけれど、他にどう言ったらいいのかわからないと言う気持ちが正直なところ。

実際にしていることと言えば、YouTubeやNetflixを見ながら、「ほぉ!こう言う表現するのかぁ!」「へぇ〜こんな風に自分の意見言うんだぁ〜」「こう言う生活スタイル心地良さそうだなぁ♡」と、英語を話す人たちの世界を覗いたり、日常会話のパターンを学習しているだけで、もちろん机に向かってカリカリするような、いわゆる“勉強”ではない。

それともう一つ、英語を使用する仕事をするということも、ここ数年意識的にしている私の英語学習のスタイル。「習うより慣れろ」とはこの事だなと思うほど、一人でインプットする時間以上に、めきめきと口からは英語が飛び出しやすくなっている(ように本人は思っている)。

そんな私の英語学習は、日本に暮らしている多くの人たちと同じように、中学校から始まっている。

(本当を言うと小学生の時にECCにほんの少し通っていたが、行ったり行かなかったりという、まさに気分屋さんで、学習歴にカウントするには当時の先生にあまりに申し訳ないと思いカウントできていない)

中学生時代、勉強が大の苦手だった私が三年間、成績表の5段階評価(当時は相対評価でしたねぇ)で「3」を取り続けることのできた唯一の科目であり、成績表ってアヒルの遊び場という意味だったのかな?というくらい綺麗なほど「2」ばかりが並ぶ中、圧倒的な得意科目として私と友達になってくれた唯一の教科でもあった。

とは言え、中2の時に受けた英検4級の試験には落ちている。申し込み時には「受けたらみんな受かる」という触れ込みがあったように思うが、記憶違いだろうか。

そんな英語とは、高校に進学し、大学受験を始めたタイミングで、一度大喧嘩をしたことがある。あんなに得意だった英語が、さっぱりわからなくなってしまった。

予備校で下から2番目レベルの英語のクラスを受けながら、いつまでもクリアしないまとめテストに心底うんざりした感情が未だに思い出される。

何とかその後、3年以上かけて英語との仲は修復をし、受験シーズンに入る頃には「やはり君が私の相棒だ」と言えるほど信頼を寄せる存在にもなっていた。(今はもうないセンター試験では9割取る人でしてね)

せっかくここまで勉強したのだから話せるようにもなりたいと、大学で受けた英会話コミュニケーションの授業で初めてレベルを診断されたところ「intermediate(中級)」と言われ、そこから私の、begginer(初級)でもadvanced(上級)でもない、英会話intermediateの長い人生はスタートしたのである。

その後飛躍的に英語力が伸びたのは、ワーキングホリデーをしたタイミングだったと思う。

英語の国で生活することは初めてだったものの、出発前は「英語はそこそこできる(だってintermediateだもの)」と思っており、到着してから、まさかこんなに私の英語が伝わらない上に、向こうの言ってることもわからないとは!」と膝から崩れ落ちることになるとは思ってはいなかった。

それでも何とか語学学校に2ヶ月通い、その後複数の現地での仕事を経験する中で、徐々に自分なりの英会話法(This is MY English)を確立した。

何とか自分の言いたいことは言えるし、向こうの意図もわかるような?というレベルの英語力とは言え、現在でも仕事を通して英語で話すことを継続しているおかげか、そこまでへなちょこにも戻っていない。

しかしながら、現在もレベルとしてはintermediate砂漠を亡霊のように彷徨っていることをここに記しておく。

※写真はみんなのフォトギャラリーのgraphochemiaさんの作品をお借りしました!ありがとうございます!

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