【人生は 食て寝て起きて糞たれて 子は親となる 子は親となる】
これは一休の歌です。
人の一生というのは、よくよく考えてみると、このようなサイクルではないでしょうか。
食べて→寝て→起きて→出すものだして→また、食べて→寝て→起きて→出すものだして・・・・・・
これらのあいだに、いろいろなことはありますが、結局のところ、グルグルグルグルと同じことの繰り返し。
そうこうしているうちに、子供はあっという間に親となっていく。
ああでもない、こうでもないと、どう生きるかに一生懸命になり、グルグルグルグルと繰り返して行く先には一体何があるのでしょうか。
同じことの繰り返しの人生なのに「なぜ生きる」のでしょうか。
その「なぜ生きる」の答えを明らかにされたのが、親鸞聖人なのです。