見出し画像

英語で稼ごう!~ルーツ編~ 海外ドラマにドハマリ青春白書

最近、日本でも普及している「ボイジャータロットカード」を購入し、
初めて引いてみたカードがこの「Actor / Man of Wands」でした。
カードの意味は「俳優 / 杖を持つ男」
新しい役割を引き受ける才能。
やったことのない役割にチャレンジして、新たな自分を発見する。
俳優のように役になりきる。

ニッチな英語翻訳で生計を立てて行きたい!
と決意した私にぴったりなFirst Cardでした。
そこで、私が英語に魅せられて仕事にしていく遍歴を懐古するシリーズを
今回からお送りしていこうと思います。

幼い頃はちょうどアメリカのドラマが日本で流行り始めた時期と言うこともあり、
歳の離れた姉の影響でよく見させられていました。
初めてハマったのは「白バイ野郎ジョン&パンチ」
白バイ警官が悪を退治する痛快アクションです。

海外作品では、原題と邦題が全然違ってズッコケることはよくあります。笑
このドラマの原題は「CHiPs」で「California Highway Patrol(カリフォルニア高速道路警備隊)」の略なのですが、
「白バイ野郎ジョン&パンチ」は日本人にも理解し易いナイスネーミングですね。
まだ東京でもあまり外国人を見かけない時代でしたから、
典型的な金髪青い目の白人以外も主役になれるアメリカドラマは、
幼いながらも印象的でした。

思春期を迎えた私がドハマりしたのは「ビバリーヒルズ高校白書」
こちらの原題は、主役ブランドン宅の番地「90210」と日本人には意味不明なので、
「高校白書」なんて甘酸っぱい青春ラブストーリーを彷彿させるナイスネーミングですが、
内容はビバリーヒルズの富裕層のパリピ高校生がとんでもない事件を次々と起こす衝撃作でした!
当時の日本では絶対に描かれなかった10代の妊娠・出産・薬物中毒・親の離婚・破産・傷害・殺人事件がてんこ盛りの衝撃作は、
現地でも大好評だったようで、高校卒業後は「青春白書」と名を変え、
イカレたキャンパスライフから各々が自分らしい仕事に就くまでが描かれました。

あの時代にシーズン10まで続くドラマは現地でも珍しかったようで、
7年後にはオリジナルメンバーの主役ケリーの妹達のリブート版「高校白書」が作製されました。
オリジナル版の衝撃度合いに同性愛や詐欺事件もプラスされ見応えのあるイカレっぷりでしたが、
途中で脚本がトーンダウン?出演者のギャラ問題?ハリウッドあるあるのせいで、シーズン5で打ち切りとなりました。

そしてなんと!2020年には「ビバリーヒルズ再会白書」が放映されました!
有料サイトのみの放映なのでまだ見ていませんが、
オリジナルメンバーほぼ全員が本人役で出演し、
ドラマの続編をみんなで製作していくと言う斬新な設定です。
なだぎ武さんのモノマネで一躍有名になったディラン役のルーク・ペリーは、2019年に若くして亡くなったので、
揉め事が多いハリウッドで彼以外のほぼ全員が共演できたことは本当に奇跡です!

社会人になってドハマリしたのは法曹界のハートフルラブコメ「アリーmy ラブ」
こちらの原題は「Ally McBeal」と主人公のフルネーム(ハリウッドあるある)でしたが、
サザンの名曲「いとしのエリー」と掛けたネーミングセンス!
弁護士のアリーの転職先に元カレとその妻がいた!と言う設定から始まり、
様々な恋愛と訴訟に対応していく中で人間的に成長していくのですが、
アメリカならではの訴訟で最も印象的だったのは、愛する夫に先立たれた闘病中の老妻が「尊厳死の権利を得る」ケースでした。
アメリカでは州によっては尊厳死が認めらていることを知り、考えさせられたものです…
こちらもリブート版が製作中との噂で楽しみです!

その後、子育てと仕事に追われていた時期にハマったのは「CSI:科学捜査班」
当時の日本では全く知られていなかった、遺留品や死体から手がかりを見つける科学捜査に驚いたものです。
シーズンを跨いで連続殺人事件を追ったり、同じドラマを続けて製作するのも日本には無い手法でした。
こちらの本家ラスベガス編はシーズン15まで、リブート版のニューヨーク編とマイアミ編も製作され大人気を博しました。
15年も続くと、シーズン1ではパリピ大学生バイトだったグレッグが優秀な科学捜査官に成長する姿も見られ、
母親のような気持ちで楽しめました。
日本でも「科捜研の女」が製作され未だに好評ですね~
リッツもとい、ルヴァンパーティーの沢口さんが主役を続けていられるのは、
ギャラで揉めて途中降板がありがちなハリウッドにはあり得ないでしょうね。爆

次にドハマりしたのは、高校では不人気なグリー部(合唱部)の青春ラブコメ「Glee」
学園モノにまた戻ってきました。笑
こちらも同性愛や人種差別問題がしっかり描かれていましたね。
アメフトのクウォーターバックはチア部の一軍女子と付き合うとか、
一軍男女によるロッカー前でのダサい子へのイジメマウンティングとか、
アメリカのハイスクールあるある満載!
周囲にバカにされながらもグリー部は全国大会へ進出し、人間的に成長していく感動モノでした。
こちらも放映中に主役のフィンが薬物過剰摂取で亡くなる事件が起きましたが、
シーズン6まで製作され、同性婚のカートとブレインの挙式シーンは本当に感動しました。

アメリカだけでなく、韓流ドラマにももちろんハマりました。
韓流については熱く語る方は多いと思いますので割愛させて頂きますが、
生まれた頃からアメリカドラマを見させられた我が娘は韓流を経て、
タイのBLドラマにまでドハマりして、血は争えません。爆

母は総じて、日本のドラマより海外ドラマにハマってきたからかな~
英語で稼ごうと考える土台はここで作られたんだな~
としみじみと振り返る今日この頃であります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?