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【PTA】おやじの会は校内暴力の取り締まりチームだった話

どうも、イリエモンです。

いままでPTA活動をしたことがないのに、今年度から都内の公立中学校でPTA会長をしています。

PTAのアレコレをこのnoteで報告します。

少し前に同じ自治体にある中学校のPTA関係者が集まる懇談会に行ってきました。
懇談会はお互いのPTAの事例や課題を話し合う会で、各校のPTA役員のほか校長先生・副校長先生も参加していました。

その中で、中学校のPTA会長を5年もされている猛者から表題の話を聞きまして、その学校のおやじの会設立の意外な経緯に驚いたという話です。

猛者の会長さんの中学校にはおやじの会があり、いまの活動は毎年学校の周囲にある側溝の清掃をしたり、今年度は生け垣を支える竹組の材料となる竹を自治体所有の竹林から採集したりといった活動をされているそうです。
勤労奉仕で学校を支援するのが基本路線だそうで、なかなか硬派なおやじの会です。

イリエモンのPTAにおやじの会はないのですが、子供が通っていた小学校にはおやじの会があり、運動会のテント張りや、餅つき大会のかまどやテーブルの準備などをされていた記憶があって、いわゆる学校の力仕事に協力しているボランティアグループという印象でした。

他の小学校のおやじの会は、学校での活動よりお父さんたちの飲み会が主な活動グループになっているなんて話も聞きます。

話を戻して、猛者の会長さんのところのおやじの会活動内容を聞く中で、同校でおやじの会が発足した背景の話になりました。

昭和の当時は校内暴力が激しい時代で、自分の子供たちを何とかしようとお父さんたちが立ち上がっておやじの会を結成しました。
当時は学校と連携しながら、バットや竹刀を持ったお父さんが学校の廊下を見回り、暴れる子供たちを諫めていたそうです。

一方、おやじの会自体の起源を調べてみると1986年3月に中野区立中野富士見中学校で始まりました。
当時中学2年生が、同級生と担任も加わったいじめが原因で自殺するという悲しい事件があり、当時のPTA会長の呼びかけによりおやじの会が発足しています。
ナイトウォークなどのイベントを主催し、お父さん、教職員、子供たちが同士が知り合うことで声がけがしやすくなり、徐々に学校が落ち着いていったそうです。

これらの話を聞いてイリエモンのPTAを見ますと、今年の役員と委員が合計40名以上いる中で、お父さんはイリエモンひとりなのですよ。

イリエモンも今年からPTA活動を始めた人間なので、父親がPTAに入る心理的ハードルは理解できます。ただ、ゼロは少なすぎるなぁと。

昨年はお父さん役員がいましたし、運動会の受付や集金などの活動に夫婦で参加してくれる会員もいらっしゃるので、地道に広報していこうと思っています。

もし、父親の参加を促す施策がありましたら教えてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
では、またっ!

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