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ちょっとした心遣い(言葉)で優しくなれる|ゴミ出し日の微笑み

今日は可燃ゴミの引き取り日で、我が家も先ほど出し終わりました。

火曜日と金曜日は、可燃物(家庭生ゴミ)。
水曜日は、リサイクル品(ペットボトル、空缶、瓶)。
木曜日は、不燃物(プラスチック、食品トレイ)。

早ければ9:00頃には回収車が到着します。

この周辺は山や森が迫る自然に恵まれた(少々皮肉)場所のため、

猪、猿、野良猫、烏からゴミを守るためのしっかりした防護ネットで覆っています。

ネットとブルーシートの二枚重ね(片側にビニールパイプが巻き付けてある)で、

ゴミ袋を覆ったら、両端をブロック片で押さえる仕組みです。

何時いっても、どなたも丁寧にこのルールを守っています。


今日は二番手で、シートをめくると先に一つのゴミ袋が置いてありました。

何か違和感を感じて、よく見ると。


「不正の物ですが、お引き取りお願いします。」


ゴミ袋に大きな貼り紙がありました。

外からの様子では、木曜日に出すべき物品(プラスチック)が混ざっています。

「不正・・・」。

なるほど、今日は火曜日で可燃の日だから「申し訳ない」と言うことか?

分かり易く丁寧でいいねと、勝手に納得しながらシートを元に戻しながら道路脇に目を向けました。

昨日、車で通りかかった時に、何物かが食い散らかしたゴミがあったのを思い出しましたが、

今は、綺麗さっぱり、何もありません。

今度は本物の納得。

なるほど、近所のどなたかが、わざわざ散乱したゴミを片付けて袋に納めて貼り紙までしてくれたのだと。

「恐れ入ります。」
「頭が下がります。」
「ありがとうございます。」

定期にゴミを回収して頂く方への『心遣い』の背景に、未だもう一つの『心遣い』があったのだと。

感謝の気持ちと微笑ましく感じる想いで一杯になりました。


追伸

繊細気質だと自評し自分を守ることが精一杯の中、一方で、自分の時間と手間を割いて他人への心遣いができている人がいることに気付き、その方への敬意を感じました。
私は人として、もっと逞しくならなければならないなと、恥ずかしさと共に感じた朝でした。


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写真素材:photoBさん
https://www.photo-ac.com


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