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校則って誰の何のため?
今回は校則についての疑問を書いてみようと思います。
私が中学の時で覚えているのは、
スカートの長さは膝下からふくらはぎの間くらいの長さ。
くつは白の紐ぐつ。
髪の毛は染めてはいけない。
靴下は白。
高校生の時で覚えているのは、
アルバイトをしてはいけない。
それだけかもしれない。
今から思えば生徒手帳に書かれている校則を読んだことがない。
先生に怒られるか怒られないかの基準で校則と思っていたのかもしれない。
中学の時に漫画を友達と交換するのに持ってきて、先生に見つかって1時間くらい怒られたことがある。
漫画ごときに1時間もよく怒れたもんだと思う。
すごく時間の無駄だ。
校則に漫画を持ってきてはいけない。と書いてあったのだろうか。
書かれていないとしたら、先生の漫画に対する認識によって左右されるのかと思うとやりきれない。
あれから数十年後の息子の中学の校則は、
女子のゴムの色は黒色。
ツーブロックをしてはいけない。
髪の毛にスタイリング剤はつけてはいけない。
くつ、靴下、制服の下に着るシャツは白
など。
全くといっていいほど、昔と変わらない。
先生たちはツーブロックをしていると不良だと思っているのだろうか。
私からしたら謎でしょうがないが、違う側面から見ると、先生たちも忙しくて校則についていちいち考えないのだろう。
そんな中、生徒会が頑張ってゴムの色は自由、くつの色は自由、下に着るシャツの色も自由を勝ち取っていた。
昔はこんな手順も踏まず、勝手に自由にしたいようにして怒られていた。
不良がなんとなくイケてた時代だったのでかっこいいと思ってしていたが、今の子たちはきちんと先生に異議申し立てをするんだと感心してしまう。
一般的に頭の良い高校などは服装や髪型を自由にしているところも多いことを考えると、髪型や服装の乱れは不良の始まりだという昔からの考えが拭えないのだろうな。
好奇心旺盛な思春期の子たちに表現を奪って何になるのだろうか?
抑えればおさえるほど、反発したくなるのになぁと心の中で思っている。
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