へろへろの1週間
究極に忙しかった1週間だった。
ことの発端は先週の週中の事件にある。と、思う。そう思いたい。この忙しさに理由がない、なんて、思いたくない。
私は事件があったという情報だけを知っていて、あとの詳細はまったく知らない。引き金も当事者も。上司でさえ直接言葉にせず、オブラートに包みまくって私みたいな人間には全然届きもしない。本当にわからなくて。
そのことがこんなにものストレスとなるなんて知らなかったよ。
誰もが事件に対して、口を噤んでいた。
腫れ物に触らないように、見て見ぬふりをするように。知っているのに知らないような顔をして、みんな働いていた。帳の外の私だけが、本当に何も知らなくて。誰に聞けばいいのかもわからない、誰に何を言えばいいのかわからない。ちぐはぐになった職場で、孤独だった。
「終わらないポーカーゲームをしているみたいだ。」
そんな言葉が浮かんで、頭にこびりついたまま離れない。誰もが腹の探り合いをしているように見えてくる。誰と誰が敵で、味方で、線引をしながら相手の出方を待っているような。空気はいつだってピリついている。
それなのに、顔にはきれいな笑顔をぺたっと貼り付けられるから、みんなすごい。私も笑顔で仕事できちゃうから、きっとすごい。
化粧をしたのは2日間だけだった。ニキビ跡をマスクに隠して、その分睡眠時間を優先した。ストレスで心だけでなく身体までへろへろになることを、今回の件で知った。
知らないストレスも知っているストレスも、きっと大きさは変わらない。あっちの方が悪いなんて指をさしたりしたくない。だから私も口を噤む。
そろそろ結論が出る頃だと聞いた。どんなものであっても、ちゃんと受け止められるように、来週からまたお仕事できるように、この2日間は心ゆくまで自分をリラックスさせてあげたいな。
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